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マイナビ転職・マイナビ転職フェアを利用し、応募が集まりにくかった営業職の採用に成功。400人以上を面接した経験を生かし、積極的なアプローチで採用人数を確保

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  • 社名 株式会社エール
    事業内容 ・屋外広告看板
    ・屋内広告
    ・開院・開業ツール
    ・印刷物
    ・各種看板製作
    ・HP制作・管理
    設立 2018年7月
    従業員数 10名 ※2023年8月現在
    URL http://a-ir.jp/

福岡県を中心に、病院やクリニックなどの看板製作や設置を請け負う株式会社エール。求人誌を利用した募集では、期待した応募がなく、母集団が形成できない状況にありました。その後、マイナビ転職やマイナビ転職フェア(以下、転職フェア)を利用したことで、事務やデザイナーのほか、営業職などの採用に成功。
転職フェアでは、着席者のうち半数近くの求職者と面接アポイントを獲得しています。マイナビ転職・転職フェアの活用法について、代表取締役で採用担当の白水貴士様にお話を伺いました。

  • 課題

    • 営業職の募集に対し、有効応募となる母集団形成ができなかった。
    • 自社が求める人物像とは異なる求職者からの応募が多く、採用につながらなかった。
    • 求人広告を掲載するのみで、採用活動が待ちの姿勢となり、求職者に対して自社の魅力をアピールするといったアプローチができないと感じていた。
  • 成功ポイント

    • マイナビ転職を利用したことで応募数が増え、母集団形成に成功。
    • 転職フェアの利用により、求職者のニーズの変化を把握できた。応募の質も向上し、自社が求める人材の採用につながった。
    • 求職者と対面で話せる転職フェアでは、求職者を見極める場として効果的に活用できた。

前職から活用していた転職フェア。世代による価値観の変化を加味したアプローチで採用活動の強化に

Q マイナビ転職・転職フェアを利用する前の採用状況について教えてください。

白水貴士様(以下、白水):他社の求人広告を利用しておりましたが、応募が少なく、目標とする人数の採用に至りませんでした。職種にもよりますが、特に採用数を増やしたかった営業職で母集団形成ができない状況にありました。弊社の営業職には、明確な目標を持ち、自ら積極的に学び続ける成長性の高い人材を求めています。しかし、そうした意欲的な人材からの応募は少なく、求職者と直接出会う機会がほとんどありませんでした。

Q 転職フェアを利用することにした経緯を教えてください。

白水: 以前は、同業種の企業に勤務していたのですが、そこでも採用担当でした。前職でもマイナビを利用しており、10年以上前から定期的に転職フェアにも参加していたのです。そのため、転職フェアを利用すれば、求職者と確実に出会えることを実体験として知っていましたし、採用につながりやすい印象がありました。 求職者に直接会える転職フェアなら、自社の魅力を伝えることで、積極的なアプローチが可能です。

例えば、弊社の取引先は主に医療機関で、需要も多く、安定性がある仕事です。また、土日を休日としてメリハリのある働き方ができる点などをアピールできます。対面で話すことができれば、弊社が求める人材かどうかの見極めもでき、採用したいと感じた求職者には面接日程の調整まで進めることができます。採用までのスピードが速くなり、効率が良くなることを期待して利用しました。

Q10年以上、採用担当者としてのご経験をお持ちですが、世代によって求職者にも変化があるのでしょうか。

白水: これまでの採用担当者としての経験から、以前と比べて、営業職を希望する人が圧倒的に減っているように思います。時代の変化もあると思いますが、仕事への目的意識が変わっている影響かもしれません。以前には、年収アップを目指して営業職を希望する人が多い印象でしたが、今は、ライフスタイル重視で休日が多く、メリハリのある働き方を希望している人が多いように感じます。こうした世代による価値観の変化は、マイナビ転職の求人広告からの応募を通じて体感したところもあります。
弊社は、以前、隔週土曜日を出勤としていたのですが、全ての土曜日を休日にしたところ、応募が一気に増えたからです。今でこそ、こうした変化に対応できていますが、過渡期にはどうアプローチすればよいかわからず、とても悩みました。

現在は、時代や求職者が求めるニーズを常に意識しながら、転職フェアでも話す内容を調整しています。最近は、休日数をアピールしながら、「がんばって収入を増やして、思いっきり休みを満喫しよう」「プライベート充実のために、しっかり収入を確保しよう」というスタンスで伝えています。
時代の変化や求職者のニーズを知るためにも、転職フェアは有効ですし、他の企業がどのような情報発信をしているのかをチェックすることで、採用活動にも大きく役立つと思います。

応募が集まりにくかった営業職の人材確保に成功。企画や転職フェアの使い分けで効率の良い採用活動に

Q マイナビ転職・転職フェアを利用して、良かった点や採用に役立った点などを教えてください。

白水: マイナビ転職で募集を始めてから、事務や広告プランナー職はすぐに採用できました。また、応募が集まりにくかった営業職の採用も進み、現在は4名が入社しています。マイナビ転職からの応募は、他の求人広告と比べて多い傾向にあり、母集団形成ができたように思います。

求人広告では、アピールポイントをしっかりまとめることができたのも、効果的だったのかもしれません。文章はマイナビの担当者に作成いただいていますが、伝えていた弊社の魅力ポイントをアピールできました。弊社は、クリニックなどの医療機関が取引先となるため、先方と長いお付き合いになることが多く、安定した働き方ができる点をアピールしています。また、実力を評価するため、がんばり次第で収入につながる点も訴求しながら、現在も募集を続けています。

マイナビ転職にはMT-S(※1)からMT-D(※2)までの企画がありますが、採用を優先したい職種によって企画を選択しています。転職フェアを利用する時は、転職フェアと連動して、求職者が求人情報を取得できる企画を選択し、注力している営業職の募集には、検索で上位表示され応募者の目に留まりやすい最上位企画のMT-Sにしています。

直近に開催された転職フェアでは、35名程度の着席数に対し、15名の面接アポイントを獲得しました。また、2023年1月の福岡開催では弊社にマッチする人材の採用に成功しました。
面接前に会社説明ができる機会が増えますし、その場で人柄を見極められるのがメリットですね。さらに、弊社が求める人物像に近い求職者には、こちらから積極的にアプローチできるのも魅力です。

(※1)マイナビ転職での掲載表示順位1位の企画
(※2)マイナビ転職での掲載表示順位5位の企画

転職フェアなら、その場で見極めができる。400人以上の面接経験を活かしたアプローチ

Q 転職フェアでは、求職者に対してどのようなアプローチを行われているのでしょうか。

白水: 弊社の会社説明だけでなく、営業職という仕事のメリットなどもしっかり伝えるようにしています。弊社の制度として、収入アップにつながる仕組みを伝えながら、より具体的な話をするために面接を提案する流れです。あとは、事前に面接日を設定し、興味を持っていただいた求職者には、面接の予定を入れていただいています。

前職も含め、これまで400人以上の面接を行ってきたこともあり、営業職に向いている人の傾向がわかります。身だしなみ等を意識している人や、意思を感じさせる目力のある顔つきなど、第一印象での見極めを行ったうえで、弊社の働き方について話をしています。

Q 具体的にはどのようなお話をされていますか?

白水: 「面接に来てください」といった直接的な声かけはほとんどしていません。「会社を見に来てみませんか?」「私の話を聞いてみませんか?」といった声かけが多いでしょうか。あとは、未来の可能性や成長性について話すこともよくあります。

例えば、年収面で「あなたなら、目標をさらに超えていけるような可能性がある」「現時点の目標よりも、さらに上を目指せるのではないか」といった話です。時間があるときには、「どうすれば自身のブランディングができるか」「どのような価値観であれば、心の豊かさを感じられるか」といった自己啓発につながる話題になるときもあります。社員個々の成長をサポートしたい気持ちがあり、自己実現のきっかけになるような話から、面接アポイントにつながることもあります。

Q マイナビ転職、転職フェアの利用を通じて、どのような方を採用できましたか?

白水: 仕事に意欲をもって取り組んでくれる人材を採用できました。目標に向かって、やるべきことを理解し、最後までしっかり実践するという意思を持った人材だと感じています。また、指導やサポートを素直に受け止め、実績を出している人材もいます。
弊社では、医療機関からの依頼で看板を設置しているのですが、取引先となる医療機関のご依頼内容に加えて、先方にもメリットがある提案をするようにアドバイスをしたところ、入社2年目の営業社員でしたが、目標に近い内容で契約に至り、実績を上げてくれました。

Q 転職フェアの利用で、社内にも変化はありましたか?

白水: 社員の仕事に対する意識向上につながったと感じています。普段は、私が採用担当として全面的に活動していますが、転職フェアでは、弊社の事務員や現場の営業職などを含めた3~4名で参加し、サポートしてもらっています。なかには、以前の転職フェアを通じて入社した社員もいます。

入社前は説明を聞く立場だったのに、今度は説明をする側になるわけです。多くの求職者に対応し、自身の過去を重ねることもあるようです。そうしたやり取りをするなかで、仕事に対する責任感や意欲が高まっているのかもしれません。また、新たに入社した社員に対しては、先輩としての指導スキルも向上し、お互いを高めあうような環境にもなっているように思います。

自社の魅力を伝えたい。感謝と喜びを感じられる仕事のアピールを

Q これからの採用活動で強化したいことはありますか?

白水: 日常の中でも営業職に向いている人材に出会えたら、積極的に声かけするようにしています。今は違う職種であっても、営業職の魅力に気づいてもらえたらと考えています。営業職は、人間力向上につながる仕事です。信頼関係を築き、お互いに感謝や喜びを感じられることが営業職の魅力ではないでしょうか。そうした営業職ならではの魅力をマイナビ転職、転職フェアなどを活用し、引き続きアピールしていくことで採用につなげたいと思います。

  • $タイトル$
  • 代表取締役/白水 貴士 様

    2007年 株式会社アールアドバンス 入社
         屋外広告に関する営業に従事
    2018年 株式会社アールアドバンス 退職
    2018年 株式会社エール 設立
         代表取締役 就任

ページ上の各種情報は2023年9月時点のものです。

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