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マイナビTVキャリアを通じて事前理解を深め、有効応募×採用率UPを実現

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  • 社名 松本工業株式会社
    事業内容 建築・土木工事
    設立 1958年6月
    従業員数 30名
    URL https://www.matsumoto-kogyo.co.jp/

社員の高齢化、若手層への技術継承など、数々の課題に直面していた松本工業株式会社。よりよい人材と出会うために、マイナビ転職などの採用メディア、合同企業説明会であるマイナビ転職フェア(以下、転職フェア)、マイナビTVキャリア(以下、TVキャリア)を複合的に組み合わせ、採用活動の効率化に成功しました。代表取締役の佐藤義幸さんに、その具体的な取り組みについてお話を伺います。

  • 課題

    • 平均年齢「51.5歳」という現実から若手採用の必要性を認識
    • 入社前と後で転職者の業務理解にキャップが生じ、早期離職=定着率の低下
    • Web媒体の利用経験がなく、若年層の囲い込みに遅れ
  • 成功ポイント

    • 企業イメージの刷新に成功し、若手からの応募が増加
    • 媒体だけでなく、企業サイトのリニューアルも
    • TVキャリアを通じて社風が伝わり、応募数・内定率が向上

Qマイナビの各種サービスをご利用いただく前は、どのような採用活動を行っていたのですか?

2017年ごろまではハローワークのみを使っていました。当社が事業展開する静岡県内に絞っても「施工管理経験者」「有資格者のみ」など、いわゆる即戦力の方々がある程度採用できていました。

しかし需要と供給のバランスが少しずつ変わってきたこともあり、経験者採用が難しくなってきました。そこで広く求職者にリーチできるWeb求人媒体にトライすることを決め、転職、新卒、合同企業説明会など多彩な採用手法を提案してくれるマイナビに相談したのです。

Qどのようなことをマイナビに期待していましたか?

第一に考えていたのは、サイト登録者数の多さからこれまで接点がなかった人材との出会いを増やしたい、という点です。先ほども申し上げたとおり、経験者採用を継続しながら未経験の方にまで裾野を広げる必要があったため、マイナビが持っている採用チャネルの幅広さに期待していました。

そうしてまずはマイナビ転職の掲載からスタートをしたわけですが、それ以前からマイナビの営業担当者には松本工業の10年後・20年後を見すえたサポートを相談していました。

その理由の一つに社内の高齢化があげられます。現状を把握するために全社員の平均年齢を調べてみたところ、「51.5歳」という数字が……。これはマズいということで、《次世代を見すえた採用プロジェクト》を本格的にスタートさせ、未経験若手人材も採用していき人手不足になるであろう10年後、20年後でも松本工業は若手社員が会社の中心人物でることを目指すこととしました。

私たちは1958年の創業以来、取引先、協力会社、地域の方々、そして何より社員とそのご家族の方々に長く愛される会社でありたいと思っています。長期的な視野をもって、地域に貢献していきたい私たちの想いを営業担当者に理解してもらい、私たちと同じ目線で“これからの松本工業”を考えてくれたのも安心材料の一つでしたね。

Qマイナビ転職への求人広告掲載を入り口として、転職フェアへの出展やTVキャリアを導入されたご経緯を教えてください。

「できれば経験者、または施工管理の有資格者を」というこれまでの採用条件から、若手・未経験の方にまでターゲットを広げるきっかけになったのも、営業担当者の提案でした。

当初から環境面・待遇面には力を入れていたので、毎回それなりの人数が採用できていましたが、次に訪れたのは定着率の問題です。試用期間中に離脱してしまう方が何人か続いて、やり方を変えようというときに転職フェアとTVキャリアを提案してもらいました。

当社のように知名度が低く、しかもBtoB企業の場合、面接以前に対面でお会いした上で会社説明をしたり、仕事紹介の動画を見てもらうなどで「未経験でもできる」ことが伝わらないと、結局のところミスマッチが生じてしまうことがわかってきました。

Q新しい取り組みとして「TVキャリア」を導入されましたが、求職者からの反応はいかがでしたか?

会社や仕事のことを理解した上で応募してくださる方が圧倒的に増えました。「TVキャリアを見て応募しました!」と言われて、面接が大盛り上がりすることもありましたよ。

当社のコーポレートサイトもマイナビに制作してもらいましたが、応募者は100%サイトを見てくれています。そもそもの狙いとして、「求人80%:クライアント20%」を意識して制作していたため、期待していたとおりの効果で大満足しています。

また、求職者が応募にいたるまでの経路を分析すると、コーポレートサイトでTVキャリアを見られるようにしたのは大正解でした。SNS全盛の時代ですからね、企業理解を深めるには写真だけでなく、動画コンテンツをうまく組み合わせなくてはと考えていたので、TVキャリアがうまくハマったと思います。

Q動画撮影というと大変そうなイメージがありますが、「TVキャリア」の制作はいかがでしたか?

若手で中途入社した建築施工技士を2人アテンドしましたが……緊張していましたね(笑)。でもそれがよかったんだと思います。飾らない2人の言葉から仕事内容はもちろん、会社の雰囲気やリアルな働き方をお伝えできたかな、と。

何事においてもそうですが、初めてのことって不安じゃないですか。実際に現場で働いている社員の口から、いいこと・改善しなくてはいけないことを包み隠さず言ってもらえることが安心感につながり、有効応募の獲得という好循環が生まれたと思います。

実はTVキャリアに出演する社員を選んでくれたのは、マイナビの営業担当者だったんです。私や社内のメンバーは、口が達者だったりうまく会社をPRしてくれるような人に任せようと思っていたんですが、営業担当者が「ぜひ、あの彼で!」という社員を選びました。

結果として大正解でしたね。しゃべるのが上手だとか、経営層の想いを代弁するわけではなく、松本工業で働く一人の社員として素の姿を見せてくれたと思います。私たちがこれまで気づかなかった彼の魅力をうまく引き出してくれました。

Qどのような経緯で入社されましたか?

転職フェアに参加する際、事前にマイナビ転職からスカウトメールをもらっていたので、松本工業のサイトを見たところTVキャリアの動画を発見。会社のことと仕事内容がよくわかったので興味をもち、転職フェアのブースに向かいました。 ( K・Mさん)

Q入社の決め手となったのは?

「風通しがよく、人間関係がいい環境」が会社選びのポイントだったので、サイトと動画で雰囲気を見られたのが決め手になりました。入社後のギャップも皆無でしたよ。 ( S・Mさん)

Q転職活動の感想を教えてください。

求職者という立場から一番知りたかったのは、求人情報だけではわからないコアな部分です。TVキャリアを見て、動画を通じて興味を持った会社を深く知ることができて、不安を一つ一つ解消できた気がします。 ( O・Mさん)

  • プロフィール


    K・Mさん
    マイナビ転職フェア沼津(2021年10月23日)にて、会社の雰囲気や社内教育体制に魅力を感じ入社。
    事前に松本工業のTVキャリアで会社・仕事紹介の動画を見て、転職フェアのブースに訪問。25歳と若く、建築施工管理技士2級の資格も保有。


    S・Mさん
    マイナビ転職より2021年2月15日入社。アパレル販売より転身し、現在建築部所属、現場監督として工場営繕工事を主に研修中。


    O・Mさん
    2020年4月1日入社。建築部設計室勤務 一級建築士
    2021年21月より建築士事務所“所長”へ。

Q求職者の質の向上だけでなく、現在活躍している社員の方々にもいい影響があったと伺いました。

新しい人が入ってくると必然的に“教える人”が必要になりますよね。人を教えるという行為ほど、人を成長に導くものはないと思っているので、教える機会が自然と増えるのは大歓迎です!

そのことをしっかり認識して、責任感をもって新メンバーと接してくれる先輩社員は本当に頼もしく成長してくれました。WEBセミナーをきっかけとして、いいサイクルが生み出せたと思います。

これからもTVキャリアのような新しい採用ツールをシェアしてほしいです。他社の成功事例や求職市場の情報は定期的にもらっていますが、トレンドや流行の波に乗り遅れるといい人材を逃すことにもつながるので、これからも全方位からのサポートをお願いしたいです。

  • $タイトル$
  • 代表取締役/佐藤 義幸 様

    1958年生まれ、東京都出身。早稲田大学法学部卒
    京セラ㈱光学機器事業部でカメラの営業に携わるも、「自分らしく、人間らしく」生きることとのギャップを感じてキャリア転身、2018年より現職。

ページ上の各種情報は2021年12月時点のものです。

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