イメージしづらい仕事内容と社風を伝えるためにマイナビTVキャリアを導入。応募増に繋がり、社風に合う人材を選べる余地が!
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課題
- 応募者に理解してもらいづらい仕事内容のため、貴重な面接時間を割いて求職者に説明しなければならなかった。ここに非常に工数がかかっていた。
- 採用目標人数があるので、応募者が少ない場合は社風にあまりフィットしなさそうな人も採用せざるを得ないシーンもあった。結果ミスマッチに繋がり早期離職に。
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成功ポイント
- 応募者があらかじめ、不動産管理という仕事のイメージや、会社の全体的な雰囲気を理解した上で面接に来てくれるようになり、会社説明の時間が削減できた。
- 会社・仕事内容を求職者に知ってもらえる機会が増え、上京を希望する遠方在住の方からの応募が来るようになった。
- 総応募数が増えたことで、自社に合う人材かどうか選べる余地が生まれ、社風にフィットする人材を積極的に採用できるようになった。
小柴卓人様(以下、小柴):そうした状況にあり、何かしらの発信ツールを使ってアピールしていこうと考えました。やれるものはやってみようというのが信条なんです。実は、動画を活用したのはTVキャリアが初めてではなく、仕事内容を紹介する動画を自社サイトに掲載したことがありました。
そのとき作った動画は短めの内容だったのですが、なかなか反応が良く、見てくださった方の弊社への理解度が高かったこともあり、これは本格的にやる意味がありそうだと思ったんです。
岩本:もう少ししっかりとした動画を作ってみようと思ったとき、ちょうどお世話になっていたマイナビさんでTVキャリアというサービスがあると聞き、ぜひ導入してみようという話になりました。
小柴:以前から利用していたマイナビさんでの中途採用が上手くいっていたこともあり、せっかく動画を作るならマイナビさんにお願いしようと思ったんです。
小柴: 私はあえて何も考えていませんでしたね。撮影現場に臨み、できる限り自然に話したつもりです。とはいえ、撮影した動画を見てみると、ちょっと緊張感が出ているなと思いましたが(笑)。
岩本:動画で伝えたかったことの1つが、弊社の社風や社長の人柄です。戦略を練ってしまうと、わざとらしいものになってしまうおそれがあると考えました。そのため、社長には自然な雰囲気を伝える役割を、情報を伝える役割を私が担った形です。
PowerPointで資料を作り、「一般的にこういう仕事がある。そのうち、弊社はここの領域はやりませんよ」と「やらない」仕事を明確にすることで、わかりやすく伝えたいと思いました。具体的な業務内容は入ってから学べるため、ギャップをなくすところに主眼を置いています。
小柴:同業の仲間たちから好評で、求職者以外の方も見てくれるんだなと思いましたね。2回目を公開したあとは、社員からも「見ましたよ」と言ってもらえました。
岩本:TVキャリアの動画は40分と比較的長く「離脱」を心配される方も多いかもしれませんが、私は必ずしも全部見てもらう必要はないと考えていました。そもそも説明会に参加してくれていても全部聞いてくれている訳ではありませんし、逆に気になるポイントがあったとしても「そこ、もう1回聞きたいです」と言いづらい雰囲気もあります。その点、動画だと自分で飛ばしたり戻したりできる。むしろここにメリットを感じました。しかし、実際に公開してみると、40分の動画を全部見てくれている方も多くいることがわかりました。
「漠然としていた不動産管理という仕事のイメージが湧きました」という感想も寄せられています。「さまざまな立場の方の話があったため、全体的な雰囲気が伝わってきた」という声は、まさに我々の狙い通りで嬉しかったです。
小柴:驚いたのは、東北や関西、中国地方など、遠方の方からの応募が増えたことですね。
岩本:上京するなら大企業で働きたいという方が大半ではないかと思っていたのですが、「アーバンシステムで働きたい」と思ってもらえる機会を作れるのは大きいと思っています。
小柴:遠方の人を迎え入れるため、面接時の交通費や入社時の補助など、新たに制度も作りました。
小柴:私も動画について印象に残っているかを聞きますね。嬉しいのは、弊社の面接を受けた方が「100%フレンドリーな面接だった」と言ってくださることです。一般的に、代表面接は怖そうと思われがちですし、代表自身に「威厳を持って話さなければ」という気負いがありもする。しかし、私は威厳を持つべきだとは思っていないので、フレンドリーだと感じていただけるのは大変嬉しいことなんです。
岩本:不動産管理と聞くと、真面目で堅いイメージを抱かれがちなんですよね。もちろん仕事は真面目にやりますが、弊社は四角四面な社風ではない。社風が伝わることで、ミスマッチも減らせていると思います。
小柴:ミスマッチを防ぐ視点が面接する我々にも身についてきたのかもしれません。
小柴:適性検査をやっていますね。その結果を合否基準にしているわけではないのですが、入社後に成長しそうなタイプなのかどうかを見る1つの判断材料にしています。
岩本:面接中の受け答えの仕方を見ていますね。動画を見た上で積極的に質問をしてきてくださる方は、志望度が高いことがうかがえます。また、「採用コストをかけた分、必ず目標人数を採らなければ」という採用は昔ほどしなくなりました。母数が増えたことで、自社に合う人材かどうか選べる余地が生まれたとも言えますね。
小柴:一人ひとり、しっかり審査するようになりましたね。社風にフィットしなさそうな人を無理に採用しても、結局ミスマッチに繋がって早期離職になってしまいますから。岩本が言ったように、志望度の高い求職者は動画を見て入念に下準備をしてきてくれますし、そうした求職者の方がフィット感があると感じます。サービス導入後、社風にフィットする人材を見極めて採用することの重要さをあらためて実感していますし、TVキャリアはそれを判断するいい手段だと思いますね。
岩本:基本となる情報は完成した動画で十分お伝えできると思っています。ただ、コロナ禍により働き方に変化が生まれたように、状況の変化に合わせて必要な情報を随時加えていきたいとは考えていますね。弊社では新卒採用も行っているのですが、現在動画は1本のみです。新卒と中途のキャリア採用では欲する情報が違うでしょうから、このまま1本のままでいいかを検討中です。
小柴:ここ7~8年で、CSR(企業の社会的責任)やSDGsを意識する若者が増えたと感じます。弊社は日頃から地域貢献もしているため、そういった実情も上手く織り交ぜて伝えていけたら、さらに良い動画になるだろうと考えていますね。求職者のニーズは変化していくため、我々も付いていかなければいけません。マイナビさんには、今後もいい人材が集まるプラットフォームを作っていただきたいですね。TVキャリアも含め、長くお世話になりたいと思っています。
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代表取締役/小柴 卓人 様
1960年東京生まれ、青山学院大学経済学部経済学科卒業。84年にソフトウエア会社へプログラマーとして入社。
仕事中にオフィス外面の窓ガラスをクリーニングしている清掃員の動きを見てとても自由な様を感じる。そのことがきっかけに起業を決意してビル管理・住宅管理の基礎を学ぶために清掃会社へ転職。その後、88年に立花クリーン(埼玉県朝霞市)を創業。
90年にはアーバンシステム株式会社を設立して本社を東京都練馬区へ移し、現在は代表取締役として経営の舵取りを行なっている。
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企画広報部 主任/岩本 和也 様
1986年山口県生まれ
株式会社ブリヂストンに設備保全者として入社して2年間勤めるが東京に憧れて上京。 上京後2011年まで飲食店で働き、店長まで務めたが衣食住の「住」の職業に興味を持ち同年10月にアーバンシステム株式会社に転職。
管理事業部と仲介部で7年働き、現在は企画広報部に所属して社会的価値を高めるため主にブランディング業務に奮闘している。
ページ上の各種情報は2021年12月時点のものです。
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