選考手法と特徴について
・適性テスト、言語能力、数理判断能力テスト
システムエンジニア職の適性を見るもの、営業や販売の適性を見極めるものなど種類は幅広くあります。言語能力・数理判断能力テストも同様です。
※詳細は「適性検査の選び方」も参照ください。
・一般常識テスト
自社で作成していることも多いようです。漢字、四則計算、時事問題など市販されているものを参考にして作成するケースもあります。
・語学力テスト
その職務に必要不可欠な場合に課すケースが多いです。企業のグローバル競争、多国籍化など、近年では英語に加えて中国語の能力を見るケースも見られます。面接時に、外国人と面談させて英語力等を判定する企業もあります。
・作文(小論文)テスト
近年、利用度が低くなっています。原稿用紙1枚程度であれば会場に集めて30分程度で一斉にできますが、それ以上は困難が想定され、会社説明会時に「課題」を与えて後日提出(Web記入送信、郵送など)させる方法もあります。通常は400字詰原稿用紙2~3枚程度です。
・グループ面接/面談(30分程度が目安)
面接官は学生一人ずつ順番に面接を行います。
学生から自己紹介をしてもらった後、面接官が投げかけた質問に答えてもらうやり取りを数回繰り返して進行します。
質問例)
・自分が主体的に関わって成果を残したエピソードはありますか?具体的に教えてください。
・弊社のどんなところを魅力と感じましたか? など
学生の回答に対して「なぜ?」「理由は?」と深く掘り下げて質問を繰り返す中で、論理的な思考力、判断力、コミュニケーションスキル・志望動機の高さなどについて見極めます。すべての学生に質問を終えたら、最後に質疑応答・選考結果の通知方法と時期をアナウンスしてグループ面接を終了します。