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企業を魅力付けする説明会とは?

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1.会社説明会の目的

2.学生が会社説明会に求めるものとは?

3.会社説明会運営にあたっての注意点


<WEB開催の場合>
使用するツール・推奨環境、カメラをオンにしての参加なのか、システムトラブル時の連絡先などの情報は事前に学生へ伝えるようにしましょう。また主催側も会議室などできるだけ静かな環境を準備し、逆光でないか、音声は問題なく聞こえるか、カメラとの距離は適正か、映り込んではいけないものが画面に入っていないかも事前に確認しておきましょう。
トラブルが最も多いのがシステム関連です。運営時は特に下記点にご留意ください。

  • 社内のインターネット回線を使う場合、圧迫をするおそれがあるためシステム部門へ事前に確認をしておきましょう。
  • 登壇者とシステム監視者は分けておくと良いでしょう。登壇者がプレゼンテーションに集中するあまり、トラブルに気付かないことがあるためです。
  • マイク・カメラのオン/オフは慎重に。意図せず社内の会話を全参加者に晒してしまうことになり兼ねません。

<対面開催の場合>
社内の会議室で開催する場合、初めて訪問する会社の雰囲気に緊張する学生も多くいます。 緊張を和らげるためにも、開始前から和やかな雰囲気を演出するように心がけましょう。例えば笑顔で迎えたり、企業側から学生に声をかけるだけでも十分です。 説明資料をスクリーンに投影する場合は、会場のレイアウト後方からでもスライドが見えづらくないか実際に座って確認しておきます。後方まで声が届くように、マイクのボリューム設定(マイクを使わない場合は声の大きさ)も調整しておきましょう。些細なことですが、学生側の目線になって話に集中できる環境を作ることも重要な雰囲気作りです。その他のポイントは以下のとおりです。

  • タイムテーブルを滞りなく進めるため、本番前にリハーサルをしておきましょう。
  • 採用スタッフ以外の社員にも会社説明会を開催することを事前に告げ、学生を見かけたら挨拶をするよう案内しておくことをおすすめします。
  • 他の会社の悪口は特に禁物です。学生からのイメージ低下につながります。

4.話し手のスキル


満足度の低い説明会と評価される大きなポイントは、説明会で話す社員のプレゼンテーションスキルです。学生に自社の魅力をアピールしようという熱意がないプレゼンテーションは学生に伝わってしまいます。(※3)


  • やる気が見えない
  • 誠実さを感じない
  • 高圧的な態度で話す
  • ホームページに書いてある内容を棒読みする
  • 会社の自慢ばかりする など

このように受け止められてしまう会社説明会は、学生からすると「印象が悪い」と判断されてしまい、次のステップに進まなくなってしまいます。冒頭でもお伝えしたように、学生と初めて接点を持つ貴重な機会ですので、「人」を通じて会社の雰囲気や社員の様子、働く環境を伝えられるように最低限のスキルは身につけておく必要があります。例えば、以下のような振る舞いを意識して話してみましょう。


  • 両足に重心を置いて姿勢良く立つ
  • 身振り手振りを取り入れる
  • はきはきと話す
  • 学生と軽く目を合わせて話す(対面開催の場合)
  • カメラをみて話す(WEB開催の場合)
  • 椅子に座る場合は足を組まない、ふんぞり返らない

学生は、プログラム内容・会場設備・システム環境・登場する社員・話し手のスキルなどを直感的に判断して企業に対して好意を抱いて志望意欲を高めたり、あるいは印象を悪くして選考に進むのをやめたりします。説明会に参加し終えた学生が「この会社で働きたい」と思ってもらえるような、自社の魅力を最大限発揮できる会社説明会を設計してみてください。

 

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