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マイナビ転職+検索エンジンへの広告出稿で求職者と出会える入口を増やす。安定的な中途採用を継続

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  • 社名 株式会社SHINKO
    事業内容 ・IT保守サービス事業
    ・ソリューション事業
    ・人材サービス事業
    設立 1953年
    従業員数 744名(2021年3月31日現在)
    URL https://www.kk-shinko.com/

求職者との接点~応募数を増やすことは、継続的に複数拠点の採用活動を行う会社にとって大切なポイントです。また、他社でも多く募集されている職種の場合、掲載中の求人原稿が埋もれてしまう懸念もあるかもしれません。
こうした課題を解決する手段が、マイナビ転職のサイト外にマイナビ転職に掲載中の求人原稿の広告を出す手法です。今まで順調な採用活動を続けてきたにも関わらず、告知範囲の拡大を決めた株式会社SHINKO。その理由について、人財開発推進室室長の山中晋さんに伺いました。

  • 課題

    • 「マイナビ転職」導入以前は応募者の数や質などに納得がいくものが得られず、採用状況も厳しい時も多くあった。
    • 全国で年間15~20名ほど中途社員を採用するため、地域によっては応募者数に大きな格差があった。
  • 成功ポイント

    • 若手や、募集職種に合った経歴・志向をもった方からの応募がくるようになった。
    • マイナビ転職のサイトの外でもマイナビ転職で中途社員を募集していることを告知し、エリア問わず、全国での応募数の上積みができるように。
    • 「転職潜在層」からの応募も獲得できるようになり、他社と比較されることなく内定、入社に繋げられることも増えた。

Qまず、御社がマイナビ転職の利用を決めた背景についてお聞かせください。

さまざまな媒体を試していた中のひとつがマイナビ転職でした。「納得のいく応募者数を確保できない」、「応募はくるが、大手志向が強くて待遇が合わない」など他の手法ではあまり芳しい状況ではない中、弊社がほしい層の母集団を1番獲得できたのがマイナビ転職だったので、継続利用に至っています。

Q御社ではどういった層を求めているのでしょうか。

まずは若手、あとは募集職種に合った志向を持った方ですね。当社ではIT機器の保守を行うエンジニアを募集することが多いのですが、実務経験がなくても学生時代に情報工学などIT系について学んでいた方や、細かな技術は違っても保守経験がある方を求めています。経験があることに越したことはありませんが、技術やノウハウは当社の研修等で身に付けることができますので、若年層は未経験に近い人でも積極的に採用しています。

Q母集団形成に1番適していたのがマイナビ転職だとのお話でした。他に感じている良さはありますか?

無料で原稿内容を調整できる点が、ありがたい仕様だなと思います。特に、弊社のように多拠点で展開している会社にとっては、掲載期間中に軽微な内容調整が発生することは多々あることなんです。例えば、同職種で新たな拠点での募集が発生した場合です。こうした簡単な追加の他、出してみて反応が思わしくなかったときに、原稿の表現を微調整できるのもありがたいです。どうしても、出してみなければわからない部分はあるものですから。

また、マイナビ転職ではスカウトメールが自由に配信できるのもいいですね。どのタイミングで配信してもいいので、応募を増やしたい時期やエリアにまとめて配信するなど、汎用性の高さが魅力だと思います。

私は個人的に親身になって考えてくれる人と仕事をしたいと思っているのですが、マイナビ転職の担当者は本当に一生懸命に取り組んでくれていまして、非常に助かっています。こちらの要望に対し、小回りの利く柔軟な対応をしていただけていると感じていますね。

御社にはGoogleでのユーザーの行動履歴をもとに、マイナビ転職に掲載中の求人原稿の広告を出稿するGoogleアドパッケージプラン(以下、Googleアド)もご利用いただいています。

Qすでにマイナビ転職への掲載でも順調に採用活動が進められていると伺っていますが、なぜGoogleアドをプラスしているのでしょうか。

門戸をもっと広げたかったからですね。弊社は年間を通して15~20名と積極的に中途採用を継続しています。しかし、募集エリアによっては、そもそもの人口が少ないこともあるため、プラスアルファで応募を集めたいときがあるんですよね。もちろん大都市圏だからといって弊社が求める層が潤沢にいるとは限りません。そこでマイナビ転職のサイトの外でもマイナビ転職で募集していることを告知することで、さらなる母集団の拡大を狙っているんです。母集団を増やす飛び道具みたいなものだなと感じています。

Qマイナビ転職の登録者以外にもアピールできるということでしょうか。

そうですね。検索ツールとして多く使われているのはGoogleですから、配信された広告をきっかけに弊社の求人に偶然出会う人もいると思います。

最近、「保守の仕事をしたい」とエンジニアの募集に応募して来てくれた方がいました。 その方はITとは関係のない仕事をしていた中で、どうしても保守の仕事にチャレンジしたい気持ちが収まらず、調べたところ行き着いたのが弊社だったそうです。Googleは検索履歴から学習してその人に合った広告を提示しますし、Googleアドを利用することで偶発的な縁が生まれる可能性は十分あるのではないでしょうか。

日頃からインターネットを使う人は多いですから、転職について検索している人だけではなく、いい仕事があれば転職するかもしれない「転職潜在層」にもアプローチできる手段だといえるでしょう。そうした転職潜在層には他の選考を受けていない人も多いため、他社と比較されることなくスムーズに内定、入社に繋げられている部分もあると思いますね。

また、間口が広がるのはマイナビ転職の登録者に対してもだと思っています。マイナビ転職内には多くの求人が掲載されており、サイト内で検索をしていただいても弊社の求人に行き着けるとは限りません。Googleアドは、そうした方にもアピールできる機会を増やすことに繋がっているでしょう。

Qあらためて、現在の採用活動の感触についてお聞かせください。

マイナビ転職を効果的に利用し、Googleアドで露出機会を増やしているおかげで、現状は継続的に採用できています。社内で運用面の改善にも取り組んでおり、できるだけ早く求職者にレスポンスを返すよう社内で徹底しています。現場での応募書類の確認は遅くても翌営業日までに返信してもらい応募者に連絡するようにしていますね。 その結果、選考中の辞退率の改善や、採用率の向上に繋がっていると感じますね。早期レスポンスを実践できている拠点ほど結果に繋がっているので、その結果を他の拠点にデータで見せ、「いい人がほしければ早く返信しましょう」と繰り返し伝えています。数社から内定が出てから選ぶ新卒採用とは異なり、中途採用では最初に内定が出た会社に入社を決めることもありますから、なおのことスピードが重要なんです。

Q今後の採用活動についてお聞かせください。

これまで通り、継続して採用を行っていきます。新卒採用のために短めの会社説明動画を作ったので、中途採用でも活用できるようなものを作成していきたいと考えていますね。また、中途採用者向けに電子のリクルートブックを作ることも検討しています。新卒採用で行っている手厚い施策を、中途採用でも進めていけたらなと思っています。

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  • 人財開発推進室 室長/山中晋 様

    大阪出身。1991年東京の大学を卒業後、大手建築設備会社に入社。主に人事業務に携わり採用、教育、人事制度・給与制度等の構築などを経験。その後2006年に一部上場の小売業に転職し、約10年間、総務・人事の責任者を務める。2017年現職の株式会社SHIKOに入社し人財開発部門の責任者に就任。

ページ上の各種情報は2022年4月時点のものです。

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