転職フェアで求職者の会社理解を促進、内定辞退率ゼロを実現
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小河原健様(以下、小河原):弊社では5年ほど前からマイナビ転職への求人広告掲載を行ってきました。求人広告を見て応募してきてくださる方はいたのですが、介護業界の仕事に楽そうなイメージを持たれている方が見られ、ミスマッチが発生していた点に課題を感じていました。
小藤田歩様(以下、小藤田):また、当時の弊社のホームページは昔ながらのもので、情報量が少ないままでした。従来のホームページは「おもいやり」を原動力に仕事をする点が強みだという会社カラーを十分に伝えられているとはいえないものでしたから、応募者にとっては弊社のことがわかりづらい状態だっただろうと思います。
小河原:加えて、面接のドタキャンも悩みの種でした。面接をしてみて合わないと判断できたのであればまだ意味がありますが、面接の予定を割いていたにも関わらず応募者が来ないというのは困りものでした。
小河原:弊社が体育会系の出身者の採用を強化したいと思ったきっかけになった出会いですね。3年前に出た転職フェアでブースに来てくれた方なのですが、実業団でサッカーを続けながら営業をやりたいという方で、弊社はトレーニング設備が整っているためサッカーと仕事を両立できるとお話しをしました。ずっとスポーツに取り組んできたことで養われた精神的な土台があるため、仕事も懸命に取り組んでくれますし、体育会系らしい溌溂とした明るさは他の社員にとっても良い影響を与えてくれます。今では会社を牽引してくれる社員の1人です。
もう1人印象に残っているのは、すでに求人広告から応募しているにも関わらず、川越での転職フェアにわざわざ都内から足を運んでくれた方ですね。書類を見て好印象を抱いていたのですが、実際に顔を合わせたことで双方の想いが強まり、無事に内定に至りました。
弊社に合うのは素直さを持った人なのですが、そうした人かどうか知るには、やはり顔を合わせてみるのが1番早いと感じています。
小藤田:欲している体育会系の出身者からの応募が増えました。体育会系の出身者を求めているのは、先にお話した実業団サッカーをしている方が素晴らしかったことがきっかけです。すぐにへこたれず、困難にも素直に立ち向かえる人が弊社には合っていまして、体育会系の出身者だとそうしたタイプであることが多いと感じています。
あとは介護業界の会社でありがちな「誰でもできる仕事です」といった当たり障りのない内容ではなく、あえてキャッチコピーを尖らせるなど、「大変な仕事ではあるが若手の意見が通りやすい」「活気のある職場」という弊社ならではの強み味だということを伝えていくようにしました。ホームページを見てから選考に挑んでくれる応募者が増えましたし、もともと課題感があった会社や業界へのイメージのギャップを解消することができマッチング率も向上しました。
小河原:ただ、体育会系に振り切りすぎてしまったためか、事務方への応募が減ってしまいました。そこで、事務方を志望する方は子育て中のお母さんが多い傾向があることから、キッズルームを作り職場環境を改善し、ホームページへの掲載を始めました。
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