ターゲットに響く内容をマイナビ転職に掲載し、マッチ度の高い応募が増加。 転職フェアではリーダーを任せられる人材との出会いが。
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阿比留由佳様(以下、阿比留):中途採用では、リファラル採用をメインに、企業サイトやハローワークも利用していました。ただ、企業サイトやハローワークからの応募数は少なく、採用できるのは年に数名程度という状況が続いていました。
さらなる事業拡大が見込まれるなかで、このままでは人手不足になってしまうという不安があり、ECサイト事業を支える人材を確保することが急務でした。
また、もともと社員に女性が多く、メインの採用手法だったリファラル採用では女性社員が女性の知人に声をかけて紹介するなど、同じ属性が集まりやすく男女比率では圧倒的に女性の割合が多くなっていました。今後の採用では男性社員を増やしたいという思いもありました。
阿比留:転職フェアの利用を検討したのは、マイナビ転職に求人広告を掲載し始めてしばらく経ってからです。
マイナビ転職による効果は絶大で、期待通り自社にマッチする人材を採用できるようになりましたが、その結果、「ECサイト事業でチームを率いてくれる人材を確保する」という次の課題が見えてきました。しかし、面接の場では、応募者側も気を張った状態なので、本質を見抜くのは難しいと感じていました。
そんなときにマイナビの営業担当者から、転職フェアの資料をいただきました。イベントの場なら、求職者の皆さんの普段の表情や振る舞い、声のトーン、話し方などを見ることができます。そのうえで、採用担当者がリーダー向きだと感じた方に直接当社の魅力をアピールする攻めの採用活動ができると考え、利用を決めました。転職フェアには、2022年に2回出展しています。
阿比留:当時は人事部門がなく、私が管理業務のかたわら採用関連の業務を進めていたため、採用ノウハウの蓄積も十分とはいえませんでした。そのなかで、求人原稿の制作から採用に至るまで、こまめにフォローしてくれるマイナビの営業担当者の存在は心強かったです。
求人原稿の制作過程では、マイナビの営業担当者が当社の魅力や求める人材像を丁寧にヒアリングしたうえで、記載内容や表現、デザインについて細かくアドバイスしてくれました。おかげで当社の魅力と社風がしっかり伝わる、訴求力の高い原稿を作り上げることができました。
転職フェアについては、初めての出展時にはどれくらいの求職者が当社のブースに来てくれるかわからず不安でしたが、実際には予想した以上に多くの方が並んでくれてうれしかったです。
阿比留:マイナビ転職の利用後、まず実感できた効果は、驚くほど応募が集まったことです。求人広告でターゲットに響く的確な情報発信ができたからこその成果だと思いますが、以前は月に数件程度だった応募が、初回だけで数百件も来ました。書類の段階から当社へのマッチング率も高かったです。それまで60%~70%程度だった内定承諾率は、約80%にアップしました。
その後に出展した転職フェアでは、当社の魅力や業務内容を十分にアピールすることができました。そのおかげで、転職フェアからの応募者の志望度は非常に高く、その状態を維持して選考を進めることができたため、内定承諾率は100%でした。また、この出展により、求めていたリーダータイプの人材と出会い、入社まで持っていくことができました。
採用の工数を削減できたことも、転職フェアで得られた効果の一つです。当社の通常の採用フローは、書類選考→1次面接→人事面談→最終面接なのですが、ブースでの面談で採用したいと感じた方にはそのまま人事面談に進んでいただいたので、書類選考と1次面接という2つの工程を削減できました。
マイナビ転職、転職フェアを利用した採用活動で採用できた社員は、合計で20名以上です。多数の人材を求めていた当社にとっては、願った通りの結果となりました。
阿比留:マイナビの営業担当者からはさまざまなご提案がありましたが、最も印象に残っているのは、給与面の記載に関するアドバイスです。当社の総合職の給与額には社員によってかなり幅があり、マイナビ転職の求人広告では、月給を23万円~55万円と記載しています。
実は原稿の制作時には、最高額まで記載すると、「そんなにもらえるはずがない」と疑われてかえって印象がよくないのではないかと悩んだのですが、マイナビの営業担当者が「最低額から最高額まで明記した方がいい」と言うのを信じて、幅がある給与額をそのまま記載しました。結果、求職者の皆さんが気にしている当社のリアルな給与事情を正確に伝えることができたので、本当によかったと思っています。
さらに給与欄には、マイナビの営業担当者の勧めで、1日300円の昼食手当てをはじめとする手当てが出ることも記載しました。こうした細かい情報まで丁寧に発信したことも、好印象につながったと思います。
阿比留:要因は主に2点あったと考えています。1点目は、募集職種が多かったことです。マイナビ転職で募集したのはサポートデスク、庶務という事務系総合職ですが、転職フェアではエンジニアやデザイナーも含めて6~7職種を募集しました。間口が広かったおかげで、幅広い求職者が興味を持ってくれたのではないでしょうか。
2点目は、来場者に採用パンフレットを配布した効果が現れたのだと考えています。採用パンフレットの制作は初めてでしたが、転職フェアに出展するにあたって、マイナビの営業担当者から「多数の企業が出展するので、パンフレットがあると来場した求職者たちが帰宅した後に思い出してもらいやすい」とアドバイスがあり、その通りだと感じたのでマイナビに制作を依頼しました。
当日は、会場に一カ所、来場者が自由に各社のパンフレットを手に取れる場所があったほか、会場で来場者に直接「パンフレットを読んでみて、興味があればぜひブースに来てください」と声をかけて手渡しました。事務系総合職という職種柄、女性の応募が多くなりがちだったので、転職フェアでは特に男性の求職者に積極的に声をかけるようにしていました。
実際に「パンフレットを読んで興味を持った」と言って来てくれる求職者もいましたし、並んでいる間にパンフレットを読んでおいてもらうと、面談時にパンフレットに掲載されている内容を省略できるので、時間短縮にもつながりました。
阿比留:当社では、人事と現場間、人事と役員間で認識にズレが生じるのを防ぐために、ある部署で採用の必要が生じたら、その部署の責任者、役員、人事が集まって話し合う場を設けています。そこで求める人材像と採用要件を明確にしたうえで、マイナビの営業担当者との打ち合わせに臨むようにしていました。
加えて、マイナビ転職の求人原稿作成のためのヒアリングには、私たち採用担当者のほかに、役員にも出席してもらっていました。採用担当者にはわからないことや判断がつかないことは、その場ですぐに役員が的確に答えてくれるので、原稿の内容も決まりやすかったです。企業全体で採用を重要事と捉えているからこそ、社内でスムーズに協力体制を整えて合意形成できるのだと思います。
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