アルバイトからの社員登用・中途採用でビジネスマナーに不安が。半日の研修で自信と安心感を
-
タグ
-
虻川:編集者という仕事は、その多くが作家とのやり取りであり、外部のお客様に会う機会はそう多くはありません。日々向き合う作家も若い人が多いため、作家とのやり取りでビジネスマナーを知る機会は限定的かもしれません。企業に勤める社会人である編集者が、ビジネスマナーの基礎知識に不安がある状態に懸念を抱いていました。
現時点で、お客様に対して失礼なことをして問題になったことはありませんが、社員間のやり取りにおいて、少々気になるシーンが見受けられました。若手は先輩のやり方を見様見真似で身につけていくのですが、きちんとマナーを学んだ経験がない先輩社員も少なくないため、誤ったマナーが伝わってしまうこともあり、ここ2~3年に入社した若手社員たちに研修を受けてもらおうと思ったんです。
虻川:座学で一方的に教わるのではなく、実戦形式で進めてもらえたのが良かったですね。私は別室のモニターで様子をうかがっていたのですが、楽しそうに取り組んでいると感じました。社員の発言に対して講師の方がいきなりダメ出しをすることなく、まずは褒めた上でより良いルール、マナーを教えてくれていたのも好印象でしたね。業界特有の課題であろう時間の認識についても、内容に盛り込んでくれていました。
川田:私は研修をしていた部屋にいました。WEB会議中のルールに関しては、個人的にもなるほどなと思うところがあり、おもしろかったです。
虻川:正直、社員にどれぐらい知識があるのかわからず心配もあったのですが、ふたを開けてみると意外とみんなマナー自体の知識があったことに良い意味で驚きました。知らないからできないのではなく、場数を踏んでいないからできない、きちんとできていない先輩社員の雰囲気に染まってやらなくなってしまうといったことが大きいのかもしれないと思いましたね。
今回は、小学館クリエイティブ様から事前に業務の流れをお聞きし、必要なマナーかどうかを判断した上で、最適な研修メニューをご提案しました。ビジネスマナー研修と呼ばれるものの多くは、新卒者など社会人未経験者向けです。そのプログラムを中途採用者にそのまま提供してしまうと、「学生と社会人との違い」など、無駄な箇所に時間を割いてしまうことにつながります。そもそも、新卒者向けのビジネスマナー研修は、研修を受ける社員たちの心象も良くなく、モチベーション低下につながる恐れもあります。
また、受講者の習慣やパーソナリティに合わせて研修プログラムを組むことも重要です。マイナビでは人材領域で事業を展開しているので、業界特有の文化・課題を把握しており、それ踏まえて研修プログラムを組むことが可能です。 今回も、そうした強みにご期待いただけてのご依頼でした。 例えば、インタビューでもお答えいただいていた「日頃相手にするのは作家がメイン」という環境面や、タイムマネジメントなどの課題感もお聞きしていましたが、こういった「業界あるある」を踏まえながら一般的なビジネスマナーを身につけていただけるメニューのご提案が可能です。
細かなニーズに対してカスタマイズできるのも、マイナビ研修サービスの特徴です。「時間を絞りたい」「対象者は完全なる社会人未経験ではなく、ビジネスマナーに不安がある社会人」という前提があったため、内容を凝縮し、研修時間を短く設定しました。実践をメインに取引先や社内とのビジネスコミュニケーションを円滑にすることを目指しています。課題の一つだったタイムマネジメントでは、休憩時間を活用し、会議室内の時計を基準に休憩終わり時間を判断するといった実践を行いました。
ビジネスマナー研修は新卒の初期段階で実施することが多く、中途採用を主体にされている企業様では素通りされているケースもあります。複数社経験されている方であれば、どこかのタイミングで学んでいるだろうと思われがちですが、実際にはきちんと学ぶ機会がなかった方も多くいらっしゃいます。
その為、小学館クリエイティブ様のように、ビジネスマナーなど基本的な研修を「社員の成長を促すための投資」として捉えて頂くことは非常に重要だと考えています。
-
-
専務取締役/虻川 晃 様
1955年生まれ、秋田県出身。日本大学文理学部卒業。99年に表現研究所入社(2002年小学館クリエイティブに統合)2000年管理部長を経て、2020専務取締役に就任。前職不動産業から出版業に転職して22年が経つ。趣味はDIY、日課は毎朝愛犬との散歩。
-
-
管理部 課長代理/川田 健太郎 様
1979年生まれ、神奈川県出身。2003年にイベント案内・舞台制作の会社に入社後、主に経理業務に従事しつつ、社内申請書類の見直しや、業務システムの導入など、業務効率化に取り組む。その後、株式会社小学館クリエイティブに転職し、主に労務管理に従事しつつ、社内の業務効率化に取り組む。趣味はランニングとスキューバダイビング。
ページ上の各種情報は2021年12月時点のものです。
関連記事
-
中途サービス 事例課題
-
中途サービス 事例商品
お問い合わせ
-
03-6740-7228
受付時間9:15ー17:45
(土日祝・年末年始を除く)
03-6740-7228受付時間9:15ー17:45
(土日祝・年末年始を除く)
-
メールでの
お問い合わせ