今、採用広報に取り組むべき理由とは? 就労人口が少ない秋田県勤務での採用成功まで
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採用広報とは
採用広報とは、企業や組織が採用を行う際に、自社がターゲットとする人材からの応募を促すために行う広報活動のことを示しています。
商品やサービスの購買活動や販売促進のためのPRではなく、採用広報は、自社の採用ターゲットが、“自社で働くこと”を魅力的に思ってもらうための情報発信を行うのが特徴です。 基本的な募集要項に加えて、職場風景、スタッフの様子、福利厚生、キャリア形成、働き方など、様々なコンテンツを通じて、 企業の魅力を伝え、応募を促します。
採用広報に成功している会社は、それらの情報を写真や映像、あるいは魅力的な文章で紹介することで、採用ブランディングを確立し、ターゲットからのエントリーに繋げています。
尾崎:課題解決に向けて社内で話し合い複数の媒体を検討しました。その際に、マイナビ転職の担当者に、プラストを勧められ、興味を持ったのがきっかけです。ブログ形式で求職者目線の情報発信をできる点が魅力的でしたし、ただ商品の説明や金額を紹介するだけでなく、プラストを活用した採用広報の手法を提案してくれた担当者の姿勢が信頼できると感じました。
採用広報を実施するだけなら、SNSや自社ブログを活用する方法もあります。しかし、一企業が単独でSNSやブログを使って情報発信しても、すぐに高いPV(閲覧数)を見込めるわけではありません。
マイナビに依頼すれば、月間4,700万以上* のPVがあるマイナビ転職という巨大なプラットフォームとプラストの記事を双方向に遷移させることで、全国規模で幅広い求職者に情報を届けられます。このことが、導入を決めた一番の理由です。
*マイナビ転職サイトデータ2022年2月末日時点より
尾崎:記事作成は、私と佐藤、もう一人のスタッフの計3名で担当しました。3名がそれぞれ思いついた順にネタをスプレッドシートに少しずつ書きためて、私がその中から記事を選定し、編集と画像加工をして公開するという流れです。
作業は全て自分たちで行いましたが、公開した記事に対して、マイナビの担当者が「この記事がよかった」とフィードバックをくれたのは励みになりました。次のネタに悩んでいたときにも、的確なアドバイスをいただきました。
ネタのテーマについては、「転職活動につながる情報に特化する」というルールを設けていました。他の業務と並行してネタ探しや編集作業を進めるのは慣れるまで大変でしたね。
佐藤香織様(以下、佐藤):私はネタを考えるのがメインだったので、特に苦痛はなかったですね。私の場合、家で家事をしているときにふとネタを思いつくことが多くて。その都度メモしていたので、ネタを探すために集中して時間を使った記憶はあまりありません。
尾崎:大きな変化は3つあります。まず1点目は、プラストの記事を読んで採用担当者の経歴や人柄を知ってから来てもらえるため、面接時にお互いにリラックスして話せることです。応募者との距離感を縮めやすくなり、当社にマッチする人材の採用につながりました。
2点目は、事前に福利厚生や制度に関する記事を周知することで、面接時の説明や質疑応答がスムーズになり、時間や労力を削減できたこと。
3点目は、若い世代からの応募が多かったうえに県外からの応募もあったことです。これはマイナビ転職で全国に向けて求人情報を発信できたおかげですね。
さらに、応募者数のわりに選考中の辞退が1名のみだった点にも注目しています。プラストの効果で、応募時に当社への興味や志望動機が醸成されていたからではないかと推察しています。
尾崎:今回の採用活動を通して、SNS世代の求職者たちが、事前にWebでリサーチを重ねて企業選びをしていることを体感しました。若い求職者は事前情報が不足していると応募さえしてくれない可能性が高いため、採用広報をしないままだと機会損失になりかねません。
私は、当社がプラスト上に蓄積した50以上の記事を、一種の資産だと考えているんです。当社では初回から応募者数の増加やマッチング効果を実感できましたが、たとえ即効性を感じられなくても、将来、工夫次第でいくらでも採用広報や社内広報に活用できるからです。
多少の労力やコストがかかるとはいえ、どんな業種の企業でも、自社を紹介するコンテンツを持つことは損にはならないはずです。効果的な採用広報を実施するには、慣れや経験も必要です。2~3年後を見据えて、幅広い求職者にアプローチする準備のつもりで始めてみるといいのではないでしょうか。
人事課/主任/尾崎 公大 様
1987年生まれ、新潟県新潟市出身。
東京都でアニメーションの制作会社に入社、アニメの制作進行から社会人人生をスタートさせ、キャリアアップのため(株)アニメイトのグループ会社に転職し、アニメ系の大規模イベントのディレクターを経験。その後、妻の出産をきっかけに秋田に移住し、人事および広報の仕事に携わりながら現在に至る。
人事課/佐藤 香織 様
1968年生まれ、秋田県秋田市出身。
秋田住友ベーク㈱入社後、総務部に所属し800名ほどの従業員の人事及び労務業務に携わる。 2007年6月に株式会社むつみワールドに入社。賃貸管理課で賃貸物件入居者の契約更新、入居者保険更新業務を経験し2012年に総務部へ異動、2021年11月から人事・情報課で主に社員の研修やメンタルケア業務に携わり現在に至る。
ページ上の各種情報は2022年4月時点のものです。
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