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応募者の不安を面接前に払拭してくれる動画サービス、TVキャリア

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  • 社名 江戸鉄株式会社
    事業内容 土木・建築用重仮設鋼材のリース
    および売買、施工
    設立 1969年7月22日
    従業員数 99名(連結121名)
    URL http://www.edotetsu.co.jp/

大規模建築や土木工事に欠かせない「山留め工事」に使われる、重仮設資材のリース・販売・運搬・施工を手がけている江戸鉄株式会社。高い技術力と迅速な対応力で実績と信頼を重ねている同社の採用活動と課題点について、経営企画室の重國さんに伺いました。

  • 課題

    • 媒体のみだと仕事内容をきちんと理解してもらいにくい
    • 面接時、会社説明を行っていたため1回1回の面接に時間がかかっていた
    • 媒体出稿時の効果・応募数に不満
  • 成功ポイント

    • 求職者側・採用側の相互理解がスピーディー
    • 応募数が倍増・採用歩留まり率の改善
    • 入社後のミスマッチが減少

Qこれまで取り組んでいた御社の採用手法について教えていただけますか?

重國秀亮様(以下、重國):以前は他社媒体、人材紹介にハローワークなど、いろいろなメディアを活用して広く人材を集めていました。

ある程度の成果をあげていましたが、あるときに原稿内容を「働き方・働きやすさ」にフォーカスしたところ、事業内容や企業理念への理解が薄い応募者が増え、採用側とのギャップが明白になりました。

そこでマイナビの営業担当者にアドバイスをいただき、媒体をマイナビ転職にしぼった上で訴求ポイントを「求める人物像」や「仕事内容の面白さ・個性」にシフトしたところ、採用母数が約2倍に伸びました。しかしその一方で、「会社の雰囲気・社風」などの効果的な伝え方は、課題として残っていました。

Q採用前に企業理解を深めることで、互いの意思疎通をスムーズにしていきたかったわけですね。

重國:もちろんWebサイトなどを通じて理解を求めていましたが、自社だけの取り組みでは限界を感じてあきらめかけていたところ、マイナビTVキャリア(以下、TVキャリア)の提案をいただいたのです。

いわば《中途採用向けの会社説明会》として、当社の事業や業務内容について理解を深めることができ、なおかつアナウンサーの方との会話を通じて一方通行ではない説明ができるという点を魅力に感じて、TVキャリアを利用することにしました。

QTVキャリアを導入したメリットや改善点など、率直なご意見をお聞かせください。

重國:一般的な面接の場合、アイスブレイク的な雑談から始まり、定型的な質問を交え、少しずつ場を温めながら、「この人と一緒に会社を盛り上げたいか」を推し量ります。そこでの大切なポイントは当社への興味だと思っています。

「どんなことをしている会社で、どんな人が働いているのか」を知った上で面接にのぞむのと、それを確かめるために面接に来るのとでは、スタート地点からして全然違いますよね。

事実、TVキャリアを視聴してこられた求職者が多く、前もって会社について理解を深めてくれているため、従来の面接で行っていた会社説明の時間が大幅に短縮されました。間延びせずに面接が終了することも増えましたし、応募者の不安を事前に払拭してくれるTVキャリアには、面接官として本当に助けられています。

また、当社は基礎工事に使用する資材や機材をリースしているのですが、求職者の中には建設会社だとおもってくる人もいらっしゃいました。実際に事務所では作業着で過ごすことはありません。
TVキャリア視聴してこられた求職者の方と面接をするときは仕事内容について理解したうえで面接ができるため認識齟齬もなくなりました。

また、面接前~選考中~内定後など、採用に関するそれぞれのフローにおける“歩留まり率”が上がりました。

面接をドタキャンしたり、内定後に連絡がとれなくなったり、採用過程における課題にアタマを悩ませている採用担当者は私だけではないでしょう。そういう意味でも企業ブランドを高め、会社の魅力を広く訴求していくTVキャリアのようなサービスは効果が高いと思いますよ。

QTVキャリアの動画制作はスムーズに進みましたか?

重國:動画内で使用する資料は新卒説明会で使うものをベースにしたのですが、マイナビの営業さんから「学生たちが興味を持つ部分と、中途採用者のそれは違いますよ」と指摘され、中途採用向けの資料にブラッシュアップしてもらいました。

このように担当者さんと事前に内容の精査ができたので、最高の動画ができたと思っています。

あとは当社の社風を理解した上で、提案してもらったのもよかったですね。

「江戸鉄」という社名から固いイメージがあるかもしれませんが、当社の社風はかなり自由。社員のやり方に寄り添いながらも権限を持ってもらい、自分たちの頭で考え、実践することを求められます。いわゆる“指示待ちタイプ”は合わない、自分の意見を言える人がいいという要素も、動画を通じて伝わるように意識しました。

採用後の早期離脱者が減り、定着率がさらに上がったのは、応募段階から“当社にマッチしている方”に私たちの声が届いたからだと確信しています。

Qマイナビ転職や今回取り上げたTVキャリア以外でご利用されているサービスについてお聞かせください。

重國:マイナビさんには社員研修でもお世話になっています。もともと別の企業の研修プログラムを導入していたのですが、フレームワーク化されていてカスタマイズできる余地がなく、正直不満がありました。

そこでマイナビの営業担当者に聞いてみたところ、「1社1社に合わせて研修プランを組み立てますよ」とのことで、《当社だけのオリジナル研修》を提案してもらいました。

特にこだわったのはグループワークです。先ほども言ったとおり、社員からの自発的な意見出しを求める会社ですので、一人ひとりの能動的な姿勢を自然と引き出し、意見交換を活発化させる内容にしました。

その結果、社員の意識付けやディスカッションのスキルを高めるだけでなく、多数の中で意見を言うスタンス、言葉の選び方が研修を通じて見えてきました。スタッフの人間性や性格を把握し、適材適所な人員配置をする判断材料にさせてもらっています。

Q最後に、これから採用を強化していく上でマイナビに期待する点についてお聞かせください。

重國:現在、当社では次の世代を見すえた採用活動に力を入れており、なかでも技術職・専門職の採用はさらに募集精度を高めていきたいと考えています。

今回TVキャリアを導入したことで、面接の前段階における情報提供の重要性を実感し、歩留まり率や採用効率の向上につながるたしかな手応えを感じました。

転職メディアとしてのノウハウが蓄積され、時流にそった新たな取り組みにも積極的なマイナビさんにはこれからもぜひお世話になりたいですね。

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  • 経営企画室/室長/重國 秀亮 様

    1992年生まれ 東京都出身 明治大学経営学部卒業
    2015年4月 新卒にて某銀行入社。
    全国転勤があり、配属は水戸支店。
    法人営業として日立製作所協力会社をはじめ、茨城県内水戸以北の全エリアを担当。
    2019年4月より当社に入社。
    人事/採用/DX/職場環境の向上をはじめ経営企画等幅広い業務に携わり今に至る

 

ページ上の各種情報は2022年6月時点のものです。

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