貴重な応募を採用に繋げる『導線設計』の重要性 【第7回 介護職採用ノウハウ講座】
第1回 介護職の魅力の伝え方
第2回 介護職新卒採用、初めてマニュアル!令和の新卒採用のスタンダードとは?
第3回 応募が増える!介護職求人の書き方
第4回 桃太郎に学ぶ、介護職の魅力の伝え方
第5回 説明会と見学会の違いと使い分け
第6回 採用を成功させるスカウトメール術
第7回 貴重な応募を採用に繋げる『導線設計』の重要性 ※本記事
第8回 SNS採用をはじめる前のポイント

介護職の採用が上手な法人は必ずしも応募が多い法人というわけではありません。
応募の数が少なかったとしても、採りたいと思った学生の採用率が高い法人はあります。
では、どんな法人が採用率が高いのでしょうか?
その要素の1つとして『導線設計』が挙げられます。
新卒採用における『導線設計』とは、
"対象の学生に対して、法人側が行って欲しい行動までスムーズにたどり着けられるように設計すること"
です。
もう少し具体的にみていきましょう。一般的な介護職新卒採用の流れは下記の通りであり、
『導線設計』のポイントは各項目間をどれだけスムーズに流せるか?という点が重要になってきます。
1,WEBページ訪問
2,エントリー
3,説明会予約
4,説明会参加
5,面接予約
6,面接参加
7,内定承諾
貴法人の現在の採用は、全てのフェーズにおいて学生がスムーズに次の行動に移れる細やかな気遣いが出来ているでしょうか?
ここでは特に重要な2つのフェーズについて、介護職採用での事例を紹介していきます。

「エントリーは集まるけれど、説明会に全然人が集まらない!」
こんなお悩みを持った法人は意外と多いです。これには3つの解消方法があります。
●サンクスメール(自動返信メール)に説明会予約画面を添付する
エントリーした学生に対するサンクスメール(自動返信メール)に説明会予約画面を必ず添付してください。
その際に気を付けて欲しいポイントは必ず日程を複数提示することです。
「いつでもいいので飲みにいこう」と誘うより、「来週の土曜日か再来週の水曜日飲みにいこう」と誘う方が参加しやすいのと同じです。
日程を決めると更新が大変という気持ちは深く共感しますが、ここは手間をかけるべきポイントです。
●電話をする
「やっていいの?」と質問されることがありますが、
中途採用だけではなく新卒採用でもエントリー後の電話を行っている法人は少なくありません。
電話では説明会への予約を具体的な日程含めて調整出来るのが理想です。
可能であれば「何故あなたに電話したのか?」の理由もつけて電話をしてください。
例えば、学校の先輩が入職している・福祉に関連する学部であるなどの理由です。
また、一度の電話で出る確率は低いため、どれくらいの頻度で何度まで電話するのかルールを定めて運用することがオススメです。
(例:1週間以内に5コールまで。1日のコールは2回まで。)
●ショートメッセージを送信する
携帯の電話番号宛てに送るショートメッセージでの説明会案内も効果的です。
学生のメールアドレス宛ての連絡は就活時期は大量に送られるため、埋もれてしまうことが多々あります。
ショートメッセージであれば送信数が少なく重要なメッセージが多いため、開封率が高くなります。

説明会参加から面接に繋がる率は法人によって大きく異なります。
私が関わった福祉法人においても、1割以下の法人もいれば、9割以上の法人もいました。
説明会参加から面接に繋がる率を改善するための施策を2つご紹介します。
●説明会の内容を良くする
当たり前のことではありますが、一番重要なのは説明会で学生が「この法人に入社したい!」と思ってくれるような内容にすることです。
そのための魅力の伝え方については「第1回 介護職の魅力の伝え方」や下記ダウンロード資料にまとめてあります。
『求人の書き方ノウハウ資料』のダウンロードはこちら!
●説明会の最後に面接予約の時間をとる
どれだけいい説明会を実施しても、1日後には内容の7割以上を忘れると言われています。
そのため、良い記憶のまま面接予約を行ってもらうためのベストなタイミングは、説明会を行った直後です。
予約システム等を使い、その場で学生のスケジュールをおさえてください。
第1回 介護職の魅力の伝え方
第2回 介護職新卒採用、初めてマニュアル!令和の新卒採用のスタンダードとは?
第3回 応募が増える!介護職求人の書き方
第4回 桃太郎に学ぶ、介護職の魅力の伝え方
第5回 説明会と見学会の違いと使い分け
第6回 採用を成功させるスカウトメール術
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- 人材採用(新卒) 2022/02/25
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