介護職新卒採用、初めてマニュアル!令和の新卒採用のスタンダードとは?【第2回 介護職採用ノウハウ講座】
※この記事は2021年8月に執筆したものです
第1回 介護職の魅力の伝え方
第2回 介護職新卒採用、初めてマニュアル! ※本記事
第3回 応募が増える!介護職求人の書き方
第4回 桃太郎に学ぶ、介護職の魅力の伝え方
第5回 説明会と見学会の違いと使い分け
第6回 採用を成功させるスカウトメール術
第7回 貴重な応募を採用に繋げる『導線設計』の重要性
第8回 SNS採用をはじめる前のポイント
第9回 介護職新卒採用、初めてマニュアル!令和の新卒採用のスタンダードとは?
結論として、介護職採用において「WEB上の催しもの」が重要になってきます。
そして、そのWEB上の催しものを「1day仕事体験」としても「説明会」としても、両方に使う法人が増えています。
※マイナビでは、1日のインターンシップを「1day仕事体験」と呼称しています。
現在はZoomやmeetなどをはじめとした無料のオンラインツールを使い、簡単に実施ができる環境になっていますし、今までの採用と重要なポイントは変わりません。
恐らくは今までの採用を少しだけ変えるだけで、最新のスタンダードについていけるはずですので、「WEB化」ということにあまり身構えずにご一読ください。
結論、福祉サービス業界への応募が1.75倍伸びました。
下記グラフは、マイナビにおける「福祉サービス」業界の過去3年のエントリー推移です。
では、こちらをご覧いただいている介護法人の皆様の新卒者応募は同じ比率で伸びているでしょうか?
マイナビ上での数値をみると、恐らくそれは「No」です。
「少し応募は増えたけども、1.75倍までは届かない」もしくは「むしろ減った」という法人も少なくありません。
カラクリは「インターンシップ期間」にあります。
下記は、マイナビにおける「福祉サービス」業界の過去3年のインターンシップエントリー推移です。
これをみると、2020年卒から2022年卒で、3.2倍増えています。
一方で、「福祉サービス」業界のインターンシップ実施率は全48業種中最下位の29.9%。
つまり、急速に増えた「早期に福祉業界に興味のある学生」を「インターンシップ実施する一部の法人」が
独占するという構図になっているのです。
もう1つ、重要な事実をお伝えします。
それは、「学生の95%がインターシップをWEBで受けている」ということです。
以下の図は、2022年卒の学生に今まで参加したインターンシップの開催形式を聞いた調査です。
「とはいっても、インターンシップは手間もかかるし、どうやって始めたらいいか分からない」
という意見や、
「以前やっていたけど、採用できなくて辞めた」
という意見も多く聞きます。
多くの場合は、
・インターンシップは実習のようなものだ
・現場での受け入れが必須なので、現場に負荷がかかる
・多くの人がかかわるため調整が大変
という誤解があります。
そんな法人にオススメできるのがWEBインターンシップ(1day仕事体験)です。
何をもってインターンシップとするのか?というのは諸説ありますが、マイナビ2023におけるインターンシップの掲載のための条件は
「就業体験要素を含むこと」です。
具体的には、グループワークなどの「実際の業務に近い体験」を実施する場合は、内容の詳細記載と、社員からのフィードバックが必須となっています。
事実として、採用人数実績数の多い介護法人の多くはWEBインターンシップを実施しており、WEBグループワーク+フィードバックの実施という法人が過半数を占めています。
実際にその形式で実施をしてみると、学生の反応が良く、同じプログラムを3月以降の説明会でも実施することがしばしばありますので、極論、1つのWEBプログラムさえ完成させれば、最近の学生にマッチした採用活動が可能なのです。
実際のプログラム作成にあたってはこちらの記事が参考になりますので是非ご覧ください。
この記事は、介護職採用が初めて~初心者向けの採用担当者向けに、「介護職新卒採用、初めてマニュアル!令和の新卒採用のスタンダードとは?」をお伝えしました。
介護職採用において「WEB上の催しもの」が重要になってきます。
実習とは違う、短期間かつWEBでの学生との接点を持てるかどうかは介護職採用の成否に大きくかかわってきます。
インターンシップを実施していない方は、まず実施を。WEB化していない方は、WEB化を是非ご検討ください。
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- 人材採用・育成 2021/08/30
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