2020年卒マイナビ学生就職モニター調査 2月の活動状況
新卒学生向け就職サイト「マイナビ」の運営をはじめ、各種就職・転職情報サービスを行う株式会社マイナビ(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:中川信行)は、2020年卒の大学生・大学院生を対象に、2019年2月から2019年8月まで「マイナビ学生就職モニター調査」を実施致します。月ごとの学生の活動状況や活動量、心境についての定点調査と、発表回毎に異なった追加調査の結果を2019年3月から2019年9月まで毎月発表。今回は「2020年卒マイナビ学生就職モニター調査 2月の活動状況」の調査結果を発表致します。
<調査結果の概要>
就職活動に不安がある学生が9割。「先輩と比較して厳しくなる」は25.8%
2月までの活動状況を聞いたところ、業界研究、企業研究、自己分析はそれぞれ約8割の学生が行っていた。合同企業説明会に参加した学生は68.7%で、インターンシップイベントや業界研究イベントに参加した学生の割合は前年を上回った。先輩と比較して自分たちの就職活動はどうか聞いたところ、63.7%は「変わらない」と回答したが、「(かなり+多少)厳しくなる」と回答した学生は25.8%で、「(かなり+多少)楽になる」の割合を上回った。現時点で就職活動に対し不安がある学生の割合は91.9%で、本格的な活動開始となる3月を前に、先行きが見通せず、ほとんどの学生が不安を抱えている状況だった。
■参加したインターンシップの内容では「若手社員との交流会」が最も志望度が上がる割合が高い
学生が回答したインターンシップの様々な属性と、志望度の変化および採用選考受験予定との関係について集計した。参加回数および参加時期との関係では、その企業のインターンシップに参加したのが1回のみの場合は、志望度が上がった割合が最も高い2月でも72.6%だが、2回以上参加の場合は、初回の参加が8月以降の場合において、志望度が上がった割合が一定して8割を上回っている。プログラムの内容では、「若手社員との交流会」が最も志望度が上がった割合が高く、73.4%だった。また、「人事以外の社員の話を聞く機会があった」「専攻別に学生を集め、その知識に合わせた内容だった」「先輩社員・リクルーターを紹介された」に当てはまるインターンシップも志望度が上がった割合はやや高かった。
■インターンシップイベントに参加した学生の割合は51.3%、業界研究イベントは58.4%が参加
これまでに「インターンシップイベント」に参加した割合は51.3%、「業界研究イベント」に参加した割合は58.4%で、前年4月に「3月以前に参加したか」と聞いた際の割合より高かった。「参加したイベントはどこで知ったか」では「インターンシップ情報・就職情報サイトのイベント告知画面(66.4%)」が他を引き離して最も高い割合だった。イベントに参加した目的や動機では「様々な企業を発見するため(59.7%)」が最も高く、企業との出会いを求めてイベント会場に足を運ぶ学生が多いようだ。どの企業のブースで話を聞くか決める際の判断基準では「業種(63.9%)」「知名度(35.3%)」に次いで「話をしている社員の雰囲気(28.0%)」の割合が高かった。イベント会場での社員の印象も、企業発見につながる重要な要素だと考えてよいだろう。
- 調査・データ 更新日:2019/03/13
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