マイナビ 2022年卒 大学生 活動実態調査 (5月)
◆2022年卒業予定の大学生・大学院生の5月末時点の内々定率は59.9%、 平均内々定保有社数は2.0社。
2022年卒業予定の大学生・大学院生の5月末時点での内々定率は59.9%(前年比11.9pt増)、平均内々定保有社数は2.0社(前年比0.3社増)であった。「マイナビ 2022年卒 企業新卒採用予定調査」によると、63.4%の企業が「最終面接はすべて対面で実施(予定含む)」と回答しており、緊急事態宣言の影響で対面の最終面接が延期されている可能性もあるが、内々定率は新型コロナウイルス感染拡大以前の2020年卒並みとなっている。また、全体の31.4%が活動を終了したと回答した。
◆未内々定者の今後の活動予定は
「業界・職種の幅を広げる予定」が3月末時点から増加。
「これから10社以上受ける予定」の学生は26.1%で、
一部学生は選考を受ける企業から再検討か。
未内々定者に現在何社の選考を残しているか聞いたところ「平均4.2社」で、22年卒の調査開始以降最も少ない結果となった。今後の活動の方向性については「今まで通り」という学生も一定数いるものの、「業界の幅を広げる」「職種の幅を広げる」という回答が3月末よりも増加しており、視野を広げて活動をしている様子がわかる。また、これから10社以上の選考を受ける予定の未内々定者も26.1%で、21年卒の同時期(26.4%)と同程度となっている。
現時点で内々定を保有していない学生の中には、3月時点で検討していた企業の選考が一通り終わり、企業選択からし直す学生もいると思われる。
◆WEB形式の就職活動において、選考フェーズによって「私服で参加する場合がある」学生が約3割。
WEB形式での就職活動において、企業から服装の指定がある場合を除いて、どの程度スーツを着用しているか聞いたところ、「全ての活動でスーツを着用している」学生が7割以上だった。WEB形式の面接に家から参加する場合においても、大多数の学生は必ずスーツで選考に臨んでいることがわかった。 一方、私服で参加する場合もあると回答した学生は約3割で、最も多かったのは「個別企業セミナーのみ私服の場合もあるが、面接以降は全てスーツで参加している」という回答だった。企業セミナーにおいては、カメラを機能させずに参加する場合があることも要因のひとつと考えられそうだ。
- 調査・データ 更新日:2021/06/07
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