内定辞退 （ないていじたい）
内定辞退とは、内定が成立した後に内定者が企業に対し辞退を申し入れることである。
一般的に内定は雇用契約を結ぶことに当たるので、内定辞退は契約の不履行と見なされる。一方で、民法第627条には「期間の定めのない雇用の解約の申入れ」により、内定辞退の申し入れから2週間を経過することで雇用が終了するとあり、これは入社2週間前までであれば内定辞退が可能なことを意味する。
内定辞退が起きる理由は「より高い志望度の企業から内定が出た」「その企業に就職すべきかどうか漠然とした不安がある」「企業と条件のすり合わせができていない」などさまざまである。内定辞退を防ぐための有効な施策としては、社内見学の実施や若手社員との対話などを通じて自社で働くイメージを持ってもらうことが挙げられる。内定者とコミュニケーションをとり、しっかりフォローを行うことで、不安解消やモチベーションアップにつなげられる。
更新日：2024/07/04
