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内定者研修ないていしゃけんしゅう

内定者研修とは、主に新卒採用における内定者に向けて企業が行う入社前の研修のことである。

10月の内定式以降、学生の冬休みや春休み期間に行われることが多い。対面で内定者を集めることが難しい場合や内定者の時間や交通費に配慮しながら回数を重ねて研修を行いたい場合には、オンラインでの実施も有効だ。

社会人としての心構えや基本的なビジネスマナー、企業理解、内定者同士の繋がりを目的に実施されることが多い。
内定者研修を行うことで、働くイメージが内定者の中で具体的になったり、同期との交流が生まれたりするため、内定辞退を防ぐ効果が期待できる。
また、入社前に同期や先輩社員と関わることで仲間意識が高まることが考えられる。

効果的な内定者研修を行うために、気をつけておきたいポイントがある。
まず、何のための研修であるのかゴールを設定すること。入社してもらうことを目的とするのか、入社後すぐに活躍することを目的とするのかで研修内容は変わってくる。
次に課題やアンケートの提出を通して内定者のスキルや性格、キャリア志向を事前に知ることだ。強みや弱みを知っておくことで、それに応じたフォロー態勢を整えやすくなるほか、配属先を決定する際の判断材料にもなる。
最後は、現場の意見を聞いて実務で必要なスキルを明確にし、それを研修内容に反映することも大切である。

更新日:2024/07/04

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