内定者フォロー(ないていしゃふぉろー)
内定者フォローとは、内定通知を受理した求職者のために、企業が入社までの期間に実施する様々なサポートのことである。
内定辞退を減らすために行われており、売り手市場により人材確保が難しくなりつつある中、採用コストをかけた内定者の流出はできるだけ避けたいという点が背景にある。
具体的な例としては、内定者に会社の雰囲気や与えられる仕事について把握してもらうため、内定者にとって負担にならないスケジュールで懇親会や面談・研修などを実施する取り組みが挙げられる。
また、入社するまでのブランク期間に定期的に交流を図ることで、企業理解が深まり、入社後に定着しやすいというメリットもある。
企業が内定を出したとしても、最終的に入社するか否かの決定権は内定者自身にある。したがって、優秀な人材を確実に確保するためには、会社の未来を担う人材に「この会社で働きたい」と思ってもらえるように、入社モチベーションが上がるような取り組みを積極的に行う必要がある。
更新日:2024/07/04