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【理系採用ポイント3選BOOK付き】最新データから読み解く「今の理系学生」と「有効なアプローチ」とは

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メーカーやIT系企業をはじめ、専門性を持った理系学生の採用をしたいという企業は多くあります。
一方で、理系学生は文系学生と比べて自身の専攻分野と就職先のつながりを強く求める傾向があったり、研究室での活動が忙しかったりといった理由で、企業への応募など就職活動の量が少ないため、採用難易度が高いのも事実です。

そんな理系学生の採用を効率よく進めるには、ライフスタイルや企業選びの志向などをよく理解したうえで、自社にあった施策を行うことが採用成功への近道です。今回は、理系学生の志向についてご紹介しつつ、採用の目的やターゲットに合わせた採用広報施策をご紹介します。
まずは、最近の理系学生がどのような就職活動を行っているのかを知ることから始めましょう。

冒頭でも書いたとおり、一般的に理系学生は、「多忙な中で専攻と仕事内容のつながりを重視した就職活動」を行っていますが、コロナ禍による活動の制限や世代的な価値観の変遷によってその志向も微妙に変化していっています。

そこで、まずはマイナビによる最新の調査データから、「今の理系学生」が持つ就職活動や学校生活の傾向を見てみましょう。
学生全体に言えることですが、就活のスケジュール全体が年々早まっており、その傾向は理系にも表れています。
結果としてプレ期間での採用広報が非常に重要になりつつあるため、インターンシップなどプレ期間に実施可能な広報手段に力を入れると良いでしょう。
理系学生のエントリー社数は2年連続で減少、6月末時点では昨年比で3.5社の減少となっています。
これは就活の早期化に伴い、効率的な就活を展開したいという学生側の思惑の表れです。
これまで以上に、プレ期から採用広報初期で学生を強くグリップする施策が求められます。

「就活の早期化」「厳選傾向」というポイントに加え、ここではご紹介できなかったより詳細な理系学生動向データについては、こちらからダウンロードできます。ぜひご活用ください!
理系学生の動向データにもある理系学生の志向や動きをもとに、採用活動の参考にしていただくため「今の理系学生」のペルソナ(架空の人物モデル)を作成しました。
ペルソナがあると、採用活動のロードマップを定める「カスタマージャーニーマップ作り」もスムーズに進めることができますので、ぜひ挑戦してみてください。
次は、この作ったペルソナに向けたアプローチ施策を考えていきましょう。
理系学生向けの採用施策設計のポイントは、自社の採用の目的や課題に合わせて、マス向けの施策とターゲティングを活用する施策を丁寧に組み合わせていくことです。
本記事では6つの施策に分け、各社の状況に合わせたおすすめを紹介していきます。
理系学生が自身の専攻に基づいた「絞った」就職活動をする傾向があるとはいえ、情報源としてもっとも使われているのが就職情報サイトであることには変わりはありません。認知を獲得するには、まず就職情報サイトの活用を考えるといいでしょう。

また、弊社が運営している「マイナビ」では、自社の企業ページと紐付いた学生管理ツールやコミュニケーションツールも豊富に用意しています。あらゆる企業のみなさまに「採用活動の情報発信拠点」としてのご利用をおすすめします。
※「マイナビ」についての詳細はこちら
学生が就職情報サイトに登録した情報をもとにダイレクトなアプローチが可能となるのが、紙DM・WEB DMです。
学部学科や帰省先住所、就職希望地域などセグメントされた情報からアプローチが可能なため、少額で大きな成果を上げる事例も多いのが特徴です。

制作のポイントは、手にとった(メールを開いた)瞬間に「自分のための情報だ!」とわかるようにすることです。また、紙DMであれば帰省先住所に送付をすることで、学生が就職活動の相談をする親御さんにもアピールすることができます。

※マイナビ「DM発送代行サービス」についての詳細はこちら
(マイナビのWEB DMは就職情報サイトのオプションサービスです)
合同会社説明会といえば「大規模な選考母集団を形成するためのもの」というイメージを持っている方も多いと思いますが、出展するイベントを絞ることでターゲット学生に効率よくアプローチすることもできます。

たとえば、マイナビが用意しているイベントだけでも、こんなに多くの選択肢があります。

  • 地元学生が欲しい場合:地元で開催されるイベント、UIターン学生向けイベント など
  • 特定の専攻の学生が欲しい場合:理系学生対象イベント、建築・土木系学生対象イベント、福祉系学生対象イベント、保育学生対象イベント、留学生対象イベント など
  • 特定の属性の学生が欲しい場合:女子学生対象イベント、障がい学生対象イベント など


社員の人柄や社風が自社の強みだと考えている企業であれば、イベントで直接それを伝えることは大きな武器となるはずです。

※マイナビ「合同会社説明会」についての詳細はこちら
ペルソナにもあるように、学部によってはコロナ禍であっても研究室に通っている学生が多くいます。
研究室のOB・OGによる会社説明や、キャリアセンターや教員を介したパンフレットやノベルティの配布など、研究室へのアプローチは今でも有効な手段のひとつです。
これまで繋がりのなかった大学、研究室に対して新規でアプローチする場合は多少のハードルがあるかもしれませんが、一度理解を得られて繋がりをもつことができれば、教授の推薦などで高い精度のマッチングも期待できます。

ただし、コロナ禍においては来客人数を絞っていたり、そもそも校外からの来客を断っている場合もありえるため、事前の確認は必須です。
ここまで紹介してきた手法は、一定以上の学生の集団に対して自社をアピールし、その中から興味を持ってくれた学生にアプローチするためのものです。

特定の資格やスキルを求めている場合や、少人数の採用を考えている場合には次に挙げるような「一対一」のアプローチも有効です。
新卒紹介とは、新卒採用向けのエージェントサービスです。エージェントといえば中途採用のイメージが強いと思いますが、一般応募からは出会いにくい、特定の資格やスキルを持った学生をターゲットとした採用の場合、中途と同様に効果を発揮します。
ポイントは、エージェントに希望の学生像を明確に共有すること。そのためには自社の求める人物像、スキルセットなどをきちんと言語化しておくことが重要です。「人材要件」を定義するためのステップが参考になるでしょう。

※マイナビ「新卒紹介」についての詳細はこちら
新卒採用向けのダイレクトリクルーティングは、新卒紹介よりもコストが低く済むことが多いほか、担当者が自分自身で学生を見つけて直接アプローチすることができるのが最大の特徴となります。
その反面、採用担当者自身が考え、学生を探していかなくてはならないため、新卒紹介よりも詳細な要件定義が必要になりますし、スカウトメールの文面も時間をかけて考える必要があります。
しかし、学生側からすると企業から「直接」スカウトが来ることで興味が湧くという良い面も。知名度に悩んでいる企業でも、自社の魅力を直接伝えることで学生の意欲をかきたてることができます。
最後に、理系学生の採用を成功させるためには必ず必要となる「内定承諾」について解説します。
ペルソナにもあったように、理系学生は自分自身の専門性を入社後にどう活かせるか?という点を重視する傾向が強く、その点で不安があったり情報の不足があったりすると内定承諾に至らないケースも多いようです。

そういった場合には、専攻の近い若手社員と交流できる場を用意したり、面接や面談にそういった社員をアサインして選考に納得感を持ってもらうなどの方法が有効です。
また、採用担当者としても理系学部出身の若手社員からの情報は積極的に収集していくとよいでしょう。
このように、今の理系学生のリアルな姿を知り、自社の状況や求める学生像に合致した手段で採用活動を行えば、理系学生の採用は決して難しいものではなくなります。

この記事からダウンロードできる資料では、本記事で紹介しきれなかった理系学生の志向や就職活動の実態、採用成功事例などをまとめていますので、ぜひご活用ください。

\理系学生動向データのダウンロードはこちら(会員限定・無料)/



  • Organization HUMAN CAPITALサポネット編集部

    HUMAN CAPITALサポネット編集部

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  • 人材採用・育成 更新日:2022/12/09
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