2024年卒 マイナビ保育学生の活動調査
卒業年次の実習回数は、大学生と短大生で大きな違いがあるようだ。どちらも5回以上が最も多いのは同じだが、大学生は「5回以上」が48.8%、短大生は「5回以上」が83.8%と、30ポイント以上の差がある。
実習先の探し方については大きな違いはなく、どちらも「学校や先生から指定されて探していない」が最上位。大学生の場合は、「インターネットで探した」(21.0%)と「生活圏で園や看板などを見かけた」(15.6%)が続き、短大生の場合は「学校の先生の紹介先(複数)から選んだ」(33.3%)が2位で、「インターネットで探した」「生活圏で園や看板などを見かけた」(21.2%)が3位に入っている。実習園の探し方は、学校や先生からの紹介が主流となっているが、インターネットなどを通じて自主的に探すケースも少なくないようだ。
園見学に参加したことがある学生は全体の54.1%。半数以上の学生が園見学に参加している。また、参加時期については7月から9月の夏休み期間を利用して参加している学生が多いようだ。園見学に参加した理由としては、「受験するかどうかの判断材料にするため」と「受験する予定の園を実際にみるため」の合計が81.3%となっており、8割以上の学生が受験する園を考えるために園見学に参加していることがわかる。
園見学をする事業者の探し方は、「学校(キャリアセンター・先生)の紹介」(26.0%)に次いで、「就職情報サイト」(24.0%)、「合同説明会、学内説明会」(22.2%)が上位に入っており、自主的に情報収集している印象だ。
「インターンシップに参加した」と回答した2024年卒の学生は全体で26.8%。2023年卒と比較して約9ポイント増加。インターンシップ参加率が上昇傾向であることがわかる。インターンシップは学生の就職先選定に大きな影響を与える機会だけに、インターンシップを積極活用し、早期の接触・相互理解を図りたい。
「就職活動準備期間(~2023年2月)に、行動したことを教えてください。」との質問については、「説明会に参加した」、「就職情報サイトに登録した」、「ネットで企業を探した」、「就職情報サイトを閲覧した」など、さまざまな活動をしている状況がうかがわれる。「就職先を選択したポイント」については、トップが「人が魅力的(社長・園長先生・先輩)」(43.6%)で、次いで「理念・保育観に共感した」(33.9%)という結果に。
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調査名 | 2024年卒 マイナビ保育学生調査 |
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調査期間 | 2023年10月6日(金)~10月31日(火) |
調査方法 | マイナビ2024会員に向けたメール告知、 Web上のアンケートフォームより回答 |
調査対象 | マイナビ2024会員のうち「2024年春」に卒業予定の保育士養成校の学生 |
有効回答数 | 296名(大学生258名、短期大学生37名、専門学校生1名) |
本調査に関するお問合せ |
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株式会社マイナビ 事業推進統括事業部 TEL: 0120-751-170 ( 受付時間 9:15~17:45 ※土日祝・年末年始を除く ) E-mail: s-toiawase@mynavi.jp |
- 調査・データ 更新日:2023/12/15
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