2022年卒 マイナビ保育学生の活動調査
新卒学生向け就職サイト「マイナビ」の運営をはじめ、各種の就職・転職情報サービスを行う株式会社 マイナビ(本社:東京都千代田区/代表取締役社長 中川信行)は、保育系の学校に通っている学生を対象に就職に関する調査を行いました。このたび、調査回答数365名大学院生3名、大学生216名、短期大学生146名)にて、2022年3月卒業予定者の保育学生の活動調査に関する調査結果がまとまりましたので、ここに発表させていただきます。
※2023年卒の調査結果をみる
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「卒業年次の実習」大学生は1回(44.4%)、短大生は3回(52.1%)
卒業年次の実習回数や実習先の探し方で大学と短大で違いがみえた。大学生は「1回(44.4%)」が最も多く、学校や先生から指定されて探していない(51.5%)が多いのに対して、短大生は「3回(52.1%)」、インターネットで探した(40.3%)が最も多い。また、5回以上実習に参加した(19.2%)と回答した学生が多いのも短大の特徴である。(図1、図2)
新型コロナウイルスによる影響
実習の実施時期は「6月」が59.4%と最も多く、21年卒は「9月(51.5%)」がピークであったが新型コロナウイルス感染症の影響も薄れ、コロナ禍前の20年卒の推移に戻りつつあることがわかる。
また、コロナ禍での保育士志望度を聞いた質問では「変わらない」「上がった」で72%を占めるが、一定数は「下がった」層も存在するため、コロナ禍の園の児童受け入れ体制や新型コロナウイルス対策、園休暇等対策があったかなどを開示することも学生の保育士志望に影響する可能性が考えられる。
WEBでの園見学を希望する学生が55.1%
園見学に参加したことがある学生は全体の49.6%だった。7月から9月にかけて参加している学生が多く、実習と同時期に参加していた学生も存在。園見学に参加した理由は「受験するかどうかの判断材料にするため」(73.5%)・「受験する予定の園を実際に見るため」(59.7%)の回答が多く、受験のための情報収集として自発的に参加している様子が伺えた。
またWEBでの園見学を希望する学生も55.1%おり、採用活動のオンライン化は保育領域にも広がっていることがわかる。
就職先選びの決め手は「人間関係」と「福利厚生」
就職先を選択したポイントとしては「人が魅力的(社長・園長先生・先輩)」が最も多く、次いで「理念・保育観に共感した」が多かった。学生の就職活動の決め手は”人や事業所自体の魅力”となっていることが考えられる。”人や事業所自体の魅力”を積極的に学生へ開示する機会を設けると、学生が受験先を選ぶ際に有効に働くだろう。また「自宅・実家から近い」「給料が高い」「残業がない・少ない」など、職場環境や福利厚生も学生の企業選びのポイントとなっている。
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調査名 | 2022年卒マイナビ保育学生調査 |
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調査期間 | 2021年9月28日~10月25日 |
調査方法 | Web上のアンケートフォームより入力 |
有効回答数 | 365名(大学院生3名、大学生216名、短期大学生146名) |
本調査に関するお問合せ |
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株式会社マイナビ 事業推進統括事業部 TEL: 03-6267-4570 E-mail: s-hoiku@mynavi.jp |
- 調査・データ 更新日:2021/12/15
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