勤務先の満足度が就活時より下降したのは、新社会人の40.1%/2023年卒入社半年後調査
勤務先満足度が高い層・低い層の特徴2.キャリア展望とロールモデル
入社半年後現在の勤務先の総合的な満足度に加え、「労働条件、職場環境の満足度」「能力を活かせるか」「社員の印象と帰属感」「経営者の印象」「将来のキャリア展望」「比較検討」の6つについて5段階で聞いた。【図6~11】総合的な満足度と最も相関があったのは、「将来のキャリア展望」の項目となった。「将来のキャリア展望」を実現できそう(4・5)と回答したうちの総合満足度が高いグループは95.0%だった一方、実現できそうにない(1・2)と回答したうちの総合満足度が高いグループは23.2%と、回答者割合に差がついた。 ※グラフでは1・2の低グループ、4・5の高グループにまとめて集計
理想とする将来のキャリアプランを実現するための環境について、12の項目について整っていると思うかを聞いた。[十分整っている]または[ある程度は整っている]と回答した人の多い順に、「仕事を覚えるための職場環境」68.2%(対前年0.9pt増)、「能力評価の仕組みと昇進制度」67.6%(対前年6.1pt増)、「研修制度・学習支援制度(リスキリング)」64.9%(対前年3.1pt減)となった。少なかった要素としては、「大学院などでの学び直し支援制度」18.4%(対前年4.5pt増)、「語学教育支援制度」33.2% (対前年5.7pt増)、「働きながら学べる環境 」41.1%(対前年5.0pt増)などがあるが、前年と比較すると全体的に回答率が増加している項目が多かった。【図12】
- 調査・データ 更新日:2023/12/27
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