【新卒採用担当者向け】初めてのWEB説明会-プログラムから開催の流れまで徹底解説!
WEB説明会と一口に言っても、配信方法は大きく2つあります。1つが生放送の「LIVE」、もう1つが「VOD(Video On Demand)」、つまり録画配信です。
LIVE配信とはその名のとおり、リアルタイムで配信をします。企業と学生が双方向でコミュニケーションを取れるため、質疑応答が可能な点が学生から人気です。また、参加者同士の交流も可能なので、オンラインで「孤独な」就職活動をしている現代の学生にとっては、同じ業界志望の学生と話すことができる貴重な場でもあります。
そして説明会集客の観点からは、「今しか見ることができない」というプレミアム感が最大の強みと言えるでしょう。
場のにぎわいを演出できるだけでなく、顔が見えない分、対面よりも質問がしやすいため、学生のリアルな声を拾いやすいという点が企業にとってもメリットです。
どれだけ入念に準備をしていても、当日の回線混雑状況や機材の調子などによってうまくいかないことはあります。また、そういったトラブルも織り込んだ入念なリハーサルや配信テストが必要になるため、VOD配信と比べると人的リソースが必要となります。
そして説明会集客の観点からは、「今しか見ることができない」というプレミアム感が最大の強みと言えるでしょう。
<LIVE配信のメリット>
多くの配信サービスで搭載されている「チャット機能」で、参加している学生からリアルタイムで質問や感想を受け取ることができ、双方向のコミュニケーションが可能です。場のにぎわいを演出できるだけでなく、顔が見えない分、対面よりも質問がしやすいため、学生のリアルな声を拾いやすいという点が企業にとってもメリットです。
<LIVE配信のデメリット>
LIVE配信のデメリットは、予期せぬ配信・接続トラブルが起こることがある点でしょう。どれだけ入念に準備をしていても、当日の回線混雑状況や機材の調子などによってうまくいかないことはあります。また、そういったトラブルも織り込んだ入念なリハーサルや配信テストが必要になるため、VOD配信と比べると人的リソースが必要となります。
VODとは録画した説明会のことで、視聴URLをエントリーのサンクスメールに差し込んだり、ナビ画面や採用ホームページに視聴リンクを設置するのが一般的な使い方です。
人的リソースが削減できるということは、それだけ数を多く作ることができるということでもあります。
そのため、職種別採用を取り入れているなど、学生の属性別に細やかな対応が必要な企業にとっては大きな武器となるでしょう。
また、ライブ配信と違い、「動画の編集作業」が発生することもデメリットのひとつです。
<VOD配信のメリット>
事前に録画したものを動画配信プラットフォーム(YouTubeなど)にアップロードしておけばいいので、配信当日のトラブルは起こらず、また登壇者の都合の良いタイミングで収録ができるため、LIVEのデメリットである「人的リソース」の問題を解消できることが大きなメリットです。人的リソースが削減できるということは、それだけ数を多く作ることができるということでもあります。
そのため、職種別採用を取り入れているなど、学生の属性別に細やかな対応が必要な企業にとっては大きな武器となるでしょう。
<VOD配信のデメリット>
「いつでも、何度でも見ることができる」というメリットは、裏を返せば「プレミアム感がない」ということでもあるため、強いコンテンツがないと学生に見てもらいにくいというデメリットにもなり得ます。また、ライブ配信と違い、「動画の編集作業」が発生することもデメリットのひとつです。
※2023年卒マイナビ学生就職モニター調査より(4月)
実際、サポネットで過去に実施した学生座談会では、説明会に参加する理由「(事前に調べた情報の)答え合わせをして、非言語情報を獲得するため」という声も聞かれました。
今の学生は、私たちが思う以上に事前のリサーチをしっかりと行ってから説明会に臨んでいますので、採用サイトに掲載している内容など「文字情報」で取得しやすい内容はできるだけ絞って、「人の言葉」でないと伝わらない内容を豊富に伝えられるよう、心掛けましょう。
そうすることで「説明会を聞いただけ」で終わらず、学生が次の説明会や選考といった「次のフェーズ」に進みやすくなるはずです。
今の学生は、私たちが思う以上に事前のリサーチをしっかりと行ってから説明会に臨んでいますので、採用サイトに掲載している内容など「文字情報」で取得しやすい内容はできるだけ絞って、「人の言葉」でないと伝わらない内容を豊富に伝えられるよう、心掛けましょう。
そうすることで「説明会を聞いただけ」で終わらず、学生が次の説明会や選考といった「次のフェーズ」に進みやすくなるはずです。
マイナビではプロの講師によるプレゼンテーション研修も行っていますので、ぜひこちらよりお問い合わせください。
学生には決まった時間に配信を見てもらう必要がありますので、集客が重要です。
登壇者のスケジュール、学事行事、学生の生活パターンなどを鑑みて配信日・配信時間を決定しましょう。
最近は大学でも対面の授業が増えてきており、「授業と授業のスキマ時間」にWEB説明会を見ることが難しいという学生も増えてきており、平日の午後2時〜3時の間、または土日が文理にかかわらずお勧めです。
告知ツールはマイナビなど就職情報サイトからのダイレクトメールの他、SNSなどもぜひ活用してください。
また、単に「○○株式会社のWEB説明会を○月○日に行います!」というだけでなく、WEB説明会で話す予定の内容、登壇者のプロフィールなど「そのWEB説明会で何を得ることができるか、知ることができるか」を学生自身が理解できる内容で告知をすると効果的です。
登壇者のスケジュール、学事行事、学生の生活パターンなどを鑑みて配信日・配信時間を決定しましょう。
最近は大学でも対面の授業が増えてきており、「授業と授業のスキマ時間」にWEB説明会を見ることが難しいという学生も増えてきており、平日の午後2時〜3時の間、または土日が文理にかかわらずお勧めです。
告知ツールはマイナビなど就職情報サイトからのダイレクトメールの他、SNSなどもぜひ活用してください。
また、単に「○○株式会社のWEB説明会を○月○日に行います!」というだけでなく、WEB説明会で話す予定の内容、登壇者のプロフィールなど「そのWEB説明会で何を得ることができるか、知ることができるか」を学生自身が理解できる内容で告知をすると効果的です。
対面式に対するWEB説明会の最も大きな強みの1つが、「チャット機能」です。
対面式ではなかなか発言しにくい学生も、チャットであれば質問を投げかけることができるという場合も多く、上手に活用すれば説明会の盛り上がりを演出できるばかりでなく、その場で学生の疑問を拾い上げ、回答することも可能です。
しかし、説明会を進行しながらチャットも同時に拾っていくというのは意外と難しいもの。
そこで、話者とは別にチャットに対応する人員を割り当てるのがお勧めです。想定問答集を用意したり、回答してもよい質問のカテゴリを事前に決めておいたりすれば、その場で回答できるため、学生の満足度向上につながります。
また、登壇者を2名にして、1名をメインの話者、2人目をチャット係にし、話の合間にチャットからの質問を話者に投げかけるように進行すると、画面内での掛け合いが発生するため、飽きにくい構成とすることができます。
その場合は台本で事前に質問に答える時間を決めておいたり、どこが章の区切りになるのか共有をしておくとスムーズでしょう。
いずれの場合も当日いきなりチャット係を入れてもうまくいきませんので、事前の段取り確認をしっかり行うことが大切です。
対面式ではなかなか発言しにくい学生も、チャットであれば質問を投げかけることができるという場合も多く、上手に活用すれば説明会の盛り上がりを演出できるばかりでなく、その場で学生の疑問を拾い上げ、回答することも可能です。
しかし、説明会を進行しながらチャットも同時に拾っていくというのは意外と難しいもの。
そこで、話者とは別にチャットに対応する人員を割り当てるのがお勧めです。想定問答集を用意したり、回答してもよい質問のカテゴリを事前に決めておいたりすれば、その場で回答できるため、学生の満足度向上につながります。
また、登壇者を2名にして、1名をメインの話者、2人目をチャット係にし、話の合間にチャットからの質問を話者に投げかけるように進行すると、画面内での掛け合いが発生するため、飽きにくい構成とすることができます。
その場合は台本で事前に質問に答える時間を決めておいたり、どこが章の区切りになるのか共有をしておくとスムーズでしょう。
いずれの場合も当日いきなりチャット係を入れてもうまくいきませんので、事前の段取り確認をしっかり行うことが大切です。
WEB説明会は、対面と違い、会場の設営や現地までの移動時間を節約できるため、その分、準備に時間を割くことができます。
そして、その準備時間は確実に学生からの反応として返ってくるでしょう。
この記事ではLIVEを中心にお伝えしてきましたが、マイクや照明の調整方法といったVOD配信の細かなTipsから、コンテンツ設計のより詳しい解説までが別の記事にまとまっていますので、ぜひそちらも参考にして良いWEB説明会を開催してください。
そして、その準備時間は確実に学生からの反応として返ってくるでしょう。
この記事ではLIVEを中心にお伝えしてきましたが、マイクや照明の調整方法といったVOD配信の細かなTipsから、コンテンツ設計のより詳しい解説までが別の記事にまとまっていますので、ぜひそちらも参考にして良いWEB説明会を開催してください。
- 人材採用・育成 更新日:2022/11/11
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