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専門スタッフによるサポートで初めての配信も安心!
マイナビの集客力を活用しながら母集団形成の強化を実現する「マイナビTV」

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近年、人材不足に悩まされているIT業界。とりわけ中堅・中小企業は知名度や企業理解不足を解消し、動機形成に結び付けるために、さまざまな手段を講じて人材確保に取り組んでいます。
横浜市に本社を置き、社員数274名の株式会社NBE(旧社名:株式会社日本ビジネスエンジニアリング)も同様の課題に直面しており、学生への認知度向上、そして母集団形成の強化に継続的に取り組んできました。
しかし、2020年以降は新型コロナウイルス感染症の影響で、対面型のイベントへの出展が難しくなったのを皮切りに、学生に直接自社の魅力を伝える機会が激減。
そんなときに活用したのが、マイナビ主催のWEB説明会として広報ができる「マイナビTV」でした。
その具体的な導入背景や取り組みなどについて、ご担当のお二方にお伺いしました。
社名:株式会社NBE(旧社名:株式会社日本ビジネスエンジニアリング)
本社:神奈川県横浜市
事業内容:システムの企画・設計・構築・開発および監査、独自ソリューションおよびパッケージソフトの企画・開発・販売
設立:1981年
従業員数:274名(2022年4月現在)
  • 認知向上と母集団形成の強化
  • 直接対面時と同レベルのオンラインコミュニケーションの実現
  • マイナビのブランド力を活かした全国からの学生の集客
  • マイナビTVのスタッフによる手厚いサポート
  • チャットによる双方向コミュニケーションの有効活用

― まずは、マイナビTVをご利用いただいた背景からお教えいただけますでしょうか。


塚本さん: IT業界が慢性的な人材不足に悩まされている中、私たちも優秀な人材を確保するためにさまざまな取り組みを進めてきました。特に課題になってきたのが認知度をいかに高めるかということです。学生の皆さんは弊社のような中堅規模のIT企業を知らないことが多いので、まずは認知度を高め、その上で母集団形成強化を図る必要がありました。
大石さん: そういった状況に加え、2020年のコロナ禍以降は就職イベントが軒並みオンライン開催となり、以前のように学生の皆さんに対面で魅力を伝えることが困難になってしまいました。実際、ここ2年はほぼオンラインで完結する選考フローを採用しており、イベントや選考会もオンラインで実施しました。
仮に対面型のイベントが再開できるようになったとしても、大規模なイベントとなると大手企業も多数出展するため、どうしても中堅・中小企業は埋もれてしまう恐れがあります。そう思い悩んでいた時に、マイナビの営業担当の方から「マイナビTV」というマイナビ上でWEB説明会を広報・開催できるサービスがあることを伺い、これならマイナビのブランド力を活用しながら、弊社に興味を持ってくれそうな学生を集客できるのではないか、と考えたのです。

― 実際に利用してみてどのようなメリットを感じましたか。


塚本さん: マイナビは全国的に高い知名度・ブランド力を持っていますので、関東だけでなく、地方の学生さんにも私たちのことを知っていただくことができました。地方採用に力を入れているタイミングでしたので、この辺りは特にありがたかったですね。

大石さん: WEB説明会というと企業側の一方的な説明になりがちですが、チャットを活用して質疑応答ができるなど、双方向でコミュニケーションを取ることができたのは良かったですね。多くの学生が質問をしてくれましたし、私たちもそれに応じることでライブ感のあるやり取りができました。また、WEB合同説明会などでは30~40分程度の区切りが多い中、マイナビTVでは60分と比較的長い時間を使えたため、質疑応答の時間を十分に取れ、ほとんどの質問に回答することができましたので、学生の方の不安や関心にしっかりとお応えすることができたように思います。

― 母集団形成に当たって、具体的な人材像はありましたか。


大石さん: 理系、文系を問わず、「IT業界に興味・関心がある人」に集まってほしいという思いがありました。そういった狙いもあり、マイナビTVでは文系の皆さんにも分かりやすいよう、IT業界に関する基礎的な情報や私たちのシステムの具体的な導入事例などを詳細に紹介しました。弊社がどのようなシステムを作り、それがどのようなところで活用されているかといったことをイメージしていただくことができたかと思います。

― 人材教育などの面も強調されていましたね。


大石さん: 弊社はITに詳しくなくても、一流のSEに成長できる教育体制が整っています。マイナビTVでは、普段なかなか難しい、弊社の強みや特徴を掘り下げて説明するだけの時間がありましたので、その辺りを強調させていただきました。情報系以外の学生はもちろん、文系の方々にも応募いただけたのはこうしたアプローチが響いたからかもしれません。

塚本さん: その根底には「社員ファースト」という弊社の考え方があり、人材教育や福利厚生だけでなく、社員目線で社内制度を考える委員会などにも力を入れています。働き方改革が推進される今日にあって、このような取り組みをPRできたのも効果的だったと感じています。

― マイナビTVのご利用に当たって苦労した点はありましたか。


大石さん: WEB説明会には何度か参加したことがありましたので、コンテンツづくりにはそれほどハードルを感じませんでした。ただ、本格的なスタジオでの撮影は初めてでしたので、収録前はいつになく緊張感がありました。学生との心理的な距離も意識し、台本などを用意しなかったこともあり、「失敗できない」というプレッシャーもありました。

― とはいえ、本番では実にスムーズな進行のように感じました。


大石さん: ありがとうございます。塚本とはよく二人で説明会などを担当し、学生の皆さんにお話しする機会がありますので、そのときのことを思い出しながら話すようにしました。また、所々に私たちの掛け合いを入れ、できるだけ堅苦しい印象にならないように心掛けたことが奏功したようです。チャットで、風通しの良い環境に対するポジティブなコメントがあったのは素直にうれしかったですね。

― マイナビTVのスタッフによるサポートなどはありましたか。


塚本さん: スムーズに進行できたのは、スタッフの皆さんのおかげだと思っています。緊張をほぐしてくださったり、アドバイスいただけたので、安心して収録に臨むことができました。

大石さん: スタッフの方に「双方向コミュニケーションを活発にしたい」と伝えたら、収録前に「チャットしやすい雰囲気をつくるために、冒頭で学生さんたちに、今どこから視聴しているか、聞いてみてもいいかもしれません」とご提案いただきました。実践してみたところ見事に反応がありましたので、さすがプロだなと感心しました。

― 今回は3月の広報活動解禁の直前にご利用いただきましたが、その成果はどうでしたか。


塚本さん: マイナビTVをきっかけとしたエントリーが50名以上に達し、さらにそこから多くの方に自社説明会に来ていただけました。その後の面接につながった方もおり、効果はかなりあったと感じています。

大石さん: 2月にマイナビTVを利用したおかげで、3月の広報活動解禁後のエントリーはもちろん、会社説明会への呼び込みもスムーズに進めることができました。プレ期間に何かしらの手を打ちたかった私たちにとって、とても有意義な施策になったと実感しています。

― 今後のプレ期間の取り組みについて、どのようにお考えでしょうか。


大石さん: 昨年度はマイナビTVのほか、オンラインの就職イベントにも出展し、一定の成果を得られました。一方で、学生の皆さんからの「直接会って社風を確かめたい」という根強い声、また対面イベントの再開などもあり、今年はハイブリッドでの施策実施を検討しているところです。時期や学生のニーズに応じてオンライン・オフラインをすみ分けたり、また発信するコンテンツを精査していくことで、より効果的な施策につなげていきたいと思います。
また、これからも優秀な人材獲得のハードルは高まっていくでしょうから、私たちとしましても学生の皆さんに早い段階で弊社のことを知っていただき、選択肢のひとつに加えてもらえるようにしなければなりません。そのためにも、マイナビTVをはじめとしたプレ期間の施策にはさらに注力していきたいと考えています。

― 今後、マイナビやマイナビTVに期待することがあればお聞かせください。


大石さん: マイナビへの掲載のみだと広く大勢の学生にリーチできる一方で、掲載企業数が多く、中堅・中小企業が埋もれてしまうのではないかという懸念があります。その点、マイナビTVは双方向コミュニケーションによって学生が知りたいことにその場で答えることができ、中堅・中小企業も存分に自社の魅力を発信できます。マイナビにはぜひこのメリットに磨きをかけ、さらに中堅・中小企業が素晴らしい人材と巡り会える仕組みを構築していってほしいと思います。

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