2024年卒の新卒採用ルール|これまでの変遷、スケジュールや準備すべきことを解説
新卒採用のルールは政府の主導によって都度変更されますが、2024年卒の就職・採用活動のスケジュールは2023年卒からの変更はありません。また、ルールという名称で浸透していますが、厳密には罰則がない「要請」です。 この記事ははじめて新卒採用担当になった人に向け、新卒採用ルールについて解説します。最新情報や企業が検討すべきことなども解説しているため、参考にしてください。
- 広報活動開始:大学3年生の3月1日以降
- 採用選考活動開始:大学4年生の6月1日以降
- 正式な内定日:大学4年生の10月1日以降
また、会社説明会や面接、試験の実施は土日・祝日、平日の夕方以降の時間帯等を活用するなど、学業に専念しながら、安心して就職活動に取り組める環境を作るために設定されています。
2022年6月には経済産業省・文部科学省・厚生労働省が提唱する「インターンシップの推進に当たっての基本的考え方」が改正されました。これまでインターンシップで得た個人情報を採用活動に利用することは不可とされてきたが、2025年卒より、一定の要件を満たしたインターンシップについては、取得した学生情報を採用広報活動・選考活動に活用することが可能となります。
採用活動の早期化によるルール形骸化のため、2018年に経団連は、2021年卒以降の採用選考に関する指針を策定しないことを決定します。新たな指針は経団連から政府が主導することになりました。
2024年卒の新卒採用ルールが維持されたのは、学生が安心して学業に取り組むことを重視したためです。大きな変更が起きると、学生に混乱を生じさせる恐れがあることから、現状維持が判断されました。
学生の学業に配慮した採用スケジュールを設定します。どの部署・職種に何人必要かをもとに年間の採用スケジュールを立てます。設定したターゲット像の学生に向け、どのタイミングでどのようなアプローチが必要かをスケジュールに落とし込んでいきましょう。
内定辞退者を出さないためにこまめなフォローが必要です。内定者の漠然とした不安や疑問を解消できるよう、SNSでの情報発信やコミュニケーション、先輩社員との面談、内定者同士の交流会などが効果的です。
新卒採用担当者以外の社員も、積極的に採用活動に関わってもらう体制を作る必要があります。新卒採用を成功に導くためには、採用計画や求める人物像を周知し、全社を挙げて採用活動をするという意識作りが欠かせません。
企業やサービスのPRと並行して、リクルーティング活動を行う企業が多くなっています。そのため、企業ホームページやSNS、メディアなどを使った継続的なブランディングが重要です。学生との関係を構築するためにコミュニケーションを深めたり、長期インターンシップを積極的に活用したり、相互理解を軸に採用するケースが多く見られます。
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- 人材採用・育成 更新日:2022/08/01
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