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現大学1、2年生が自身の就職活動に影響しそうだと思うニュースワードは「テレワーク」「働き方改革」/大学生低学年のキャリア意識調査

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大学1、2年生のインターンシップの参加経験割合は20.7%(前年比11.8pt増)で前年から大きく回復


大学1、2年生の12月時点でのインターンシップ経験者は、対前年比11.8pt増の20.7%だった。2020年は新型コロナウイルス感染拡大の影響をうけ、大学の授業開始が延期された分、夏季休業が短縮されたり、大学主催のインターンシップが中止されるなどして参加経験者の割合が低下したが、今回の調査で「参加経験がある」と回答した学生のうち67.1%が「大学の講義として参加した」と回答していることから、2021年は大学の工夫などによって参加経験割合が回復したことが分かる。【図1、2】

自身の就職活動に影響しそうだと思うニュースワード、
男女共通の上位は「テレワーク」「働き方改革」。
つづいて文系男子学生は「男性育休」、女子学生は「女性活躍推進」が3位に。


 メディアやネットで話題になっているニュースワードのうち、自身の就職活動に影響しそうだと思うものを聞いたところ、全体の1位は「テレワーク」40.6%、2位が「働き方改革」で35.4%となった。現在の大学1、2年生はコロナ禍での入学となり、特に2年生については授業のオンライン化が始まった年に入学していることが、テレワークへの関心の高さに一定の影響を与えていると考えられる。【図3】
文理男女別の傾向を見てみると文系男子は「男性の育休」が25.0%で3位に、女子学生は文理共通して「女性活躍推進」が3位となっている。【表1】
また、「人工知能・AI」が全体で20.9%、「SDGs」が全体で17.5%となっており上位10項目の中に入る結果となった。メディア等で話題となったニュースワードについて、大学生低学年のうちから自身の就職活動や社会人生活との関係を感じている学生が少なくないようだ。

社会人になったあとの人生において、
<仕事・家族・友情・恋愛・自分の趣味>のうち、仕事におきたい比重は平均して3割。
「生活できる収入があればよい」「趣味が一番大事」という学生も。


社会人になったあとの人生で<仕事・家族・友情・恋愛・自分の趣味>にそれぞれどの程度の比重をおきたいか聞いたところ、平均して「仕事」が30.1%でもっとも高く、次に「家族」が23.2%、続いて「自分の趣味」が19.1%となった。【図4】
5つの項目のうち最も平均が高いのは「仕事」であるものの、他の項目と比べると「仕事」に比重をおく割合はバラつきが顕著だった。
コメントを見ても「仕事を生きがいにしたい」「生活できる収入があればよい」「趣味を一番大切にしたい」など、仕事とプライベートのバランスは人によって大きく異なるようだ。【表2】
調査名 マイナビ 大学生低学年のキャリア意識調査
調査期間 2021年12月15日~12月17日
調査方法 18歳~20歳の大学1、2年生を対象にWEB調査を実施。
   (アンケートモニター提供元:GMOリサーチ株式会社)
有効回答数 のべ1,017名

学生の属性データ<文理男女別>

有効回答数内訳 文系男子 文系女子 理系男子 理系女子 総計
人数 176 444 113 284 1,017
本リリースに関するお問合せ
株式会社マイナビ 社長室 広報部
TEL:03-6267-4155
Email:koho@mynavi.jp
本調査に関するお問合せ
株式会社マイナビ 社長室 HRリサーチ統括部
メールアドレス:myrm@mynavi.jp
  • Organization 株式会社マイナビ 社長室 キャリアリサーチ統括部

    株式会社マイナビ 社長室 キャリアリサーチ統括部

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  • 調査・データ 更新日:2022/01/06
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