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マイナビ大学生低学年のキャリア意識調査(2020年12月調査)

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■「大学卒業後に自分が就きたい仕事・キャリアの方向性」は全体では半数以上が『決まっていない』(※)と回答。そのなかでも「理系女子」は早くからキャリアを考えて進路を決めている傾向あり。


(※)「全く決まっていない」(21.5%)+「どちらかといえば、決まっていない」(36.7%)の合算

「大学卒業後に自分が就きたい仕事・キャリアの方向性」について聞いたところ、「具体的に決まっている」と回答したのは、わずか10.4%、「どちらかといえば、決まっている」(31.4%)とあわせても『決まっている』割合は半数に満たない

しかしながら、「理系女子」は他の属性と異なり「どちらかといえば、決まっている」(39.8%)と「具体的に決まっている」(20.4%)を合わせると、約6割が『決まっている』と回答している。(図1)

また、「理系女子」は「高校生のとき、卒業後の仕事・キャリアを意識して大学や学部・学科を選択したか」についても「強く意識していた」が30.1%と最も高く、早い段階から将来の仕事を意識する傾向が高いことがわかる。(図2)

■「将来の仕事・キャリアを考える上で、これまでどのような対象から影響を受けたか」については、「大学職員・教授」「同世代の友人」の割合が前年よりも低下、「両親」「中学・高校の教員」の割合が上昇した。

■「自分の将来について、最も不安を感じていること」では「就職活動に対する不安」「働くことに対する不安」がいずれも増加。先行き不透明な景況感のなか、遠い未来よりも近い未来に関する不安感が増している様子。

■インターンシップ参加したことがある学生は年々増加していたが、2020年12月調査で大きく減少 一方、「インターシップに参加したい」割合は前年から4.6pt増加し、8割を超える


「インターンシップに参加したことがある」割合は2018年の調査開始以来、年々増加していたが、2020年12月実施の調査では参加したことのある割合は8.9%と前年から17.9pt減少していた。2020年は新型コロナウイルスの影響による大学の休校や授業のオンライン化などによりキャリアセンターに訪問しづらくなったり、一部の大学では単位認定型のインターンシップを実施しないなどの措置が取られ、特に低学年の学生はインターンシップに関する情報に触れる機会が少なかったと考えられる。


※マイナビ2022の会員に実施した調査では2020年12月時点でのインターンシップ参加率は81.1%
(出所:マイナビ 2022年卒 大学生 インターンシップ・就職活動準備実態調査(12月)


一方、「今後のインターンシップへの参加したい(「どちらかといういえば参加したい」含む)」は全体で82.9%(対前年4.6pt増)となっており、参加意向は前年よりも増加しており、インターンシップへの関心は高いことがわかる。

調査名 マイナビ大学生低学年のキャリア意識調査
実施期間 2020年12月18日(金)~2020年12月24日(木)
調査方法 18歳~20歳の大学1、2年生を対象にWEB調査を実施。
   (アンケートモニター提供元:GMOリサーチ株式会社)
有効回答数 1,134名
内訳:文系男子 277名 理系男子 270名 文系女子 298名 理系女子 289名
本調査に関するお問合せ
株式会社マイナビ 社長室 HRリサーチ部
メールアドレス:myrm@mynavi.jp
  • Organization 株式会社マイナビ 社長室 キャリアリサーチ統括部

    株式会社マイナビ 社長室 キャリアリサーチ統括部

    雇用や労働に関連する様々な調査データやレポートを通じて、雇用の在り方や個人のキャリアを考える上で役立つ情報を発信します。

  • 調査・データ 更新日:2021/01/22
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