採用選考の基本的な考え方、公正な採用選考を行う方法|採用選考の種類まで解説
厚生労働省では、以下の2点を基本的な考え方として、採用選考を行うことが大切であると示されています。
※引用:公正な採用選考の基本|厚生労働省
- 応募者に広く門戸を開くこと
- 応募者の適性・能力に基づいて行うこと
※引用:公正な採用選考の基本|厚生労働省
1.一般常識試験
一般常識試験とは、国語・数学・英語・理科・社会の5教科や、時事問題、ビジネスマナーなどが出題される試験です。企業が市販の問題を参考にして、テストを自作している場合もあります。
2.適性検査
適性検査は、問題解決能力を測る「能力検査」と、性格や性質を測る「性格検査」の2種類に分けられます。マイナビでも採用、配属、育成、昇格などあらゆる人事施策をサポートする適性テストをご用意していますので、お気軽にご相談ください。
面接の補助に!適性テスト|SHL&人総研3.専門試験
専門試験とは、学生の専攻分野や業務における専門分野の知識を測る試験のことを指します。試験を難題にして学生同士を競わせるのではなく、業務に必要な知識があるかを判断するために行われることが一般的です。
4.論文試験
論文試験とは、与えられた課題に対して作文・小論文を書く試験です。論文試験では、教養や物の見方、考え方などが判断されます。論文のテーマを決める際には、「私の家族」「私の生い立ち」など本人の家庭環境に関わるものや、思想・心情を推測させるものは避けるべきです。1.グループ面接
グループ面接とは、複数の学生を一度に面接する採用選考のことです。短時間で複数の学生の面接ができるため、効率よく面接を実施できます。学生1人ひとりを比較しながら、評価することも可能です。
2.個人面接
個人面接とは、学生1人ひとりと面接を実施する採用選考のことです。1人の学生とじっくり向き合える場のため、掘り下げた質問をすることが可能です。個人面接は、2次面接や最終面接で用いられるケースが多いとされています。
3.グループワーク・グループディスカッション
グループワークとは、課題に対して討議し、最後に発表を行う手法のことで、グループディスカッションは課題に対して学生が自由に討議する手法のことです。どちらも協調性、リーダーシップなどを評価します。それぞれの大きな違いは、発表を行うか否かです。
採用選考とは、エントリーシートや履歴書などの提出書類や、面接、筆記試験などをもとに、企業が採用する人材を選ぶ場のことです。本人に責任のない事項や本来自由であるべき事項を尋ねることや、就職差別につながる採用選考は避けるようにしましょう。
マイナビでは適性テストや動画選考ツール、面接の精度を上げるための面接官研修など、選考に関する多くのソリューションをご用意しております。選考方法~ツールに関するお悩みまで、お気軽にご相談ください。
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※2022年3月以降に利用した就職情報サイトに対する調査結果より/調査実施機関:株式会社マイナビ・アンケートモニター提供元:GMOリサーチ株式会社(2022年5月)
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- 人材採用・育成 更新日:2023/02/03
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