Z世代とは? 定義や他の世代との違い、仕事の価値観、活躍できる仕事環境の整え方も解説
Z世代とは、2023年時点で10代〜20代前半の社会人になりたて、またはこれから社会人になる世代です。特徴や価値観を知っていると、円滑なコミュニケーションが取りやすくなります。この記事では、Z世代と関わることが多いであろう採用担当者に向けて解説します。Z世代が注目される理由や仕事に対する価値観もご紹介するため、採用活動の参考にしてください。
Z世代という名前は、アメリカが発祥です。1960年代中盤〜1980年頃生まれをX世代(ジェネレーションX)と呼び、1980年頃〜1990年代中盤生まれをY世代と定義した流れで、アルファベット順にZ世代と名付けられました。
商品やサービスを選ぶ際は、自分だけの個性を見出したり、共感できたりするかを重視する傾向があります。Z世代にとって、社会的な認知度が高いだけでは基準になりにくいといえるでしょう。自分が気に入ったものや、自身が共感するインフルエンサーや信頼する友人がおすすめする商品やサービスを選びたいという思考を持ちます。就職活動においては、企業理念や働いている人たちの価値観とどれだけ共感できるかという点を重視すると考えられます。
α世代は、2013年頃〜2020年中盤頃に生まれた世代で、Z世代の後に続く世代です。α世代にとってデジタルコンテンツはテキストではなく、動画や画像が主流になっています。
Z世代はスマートフォンがない時代を知らない世代で、これまでと価値観やライフスタイルが異なることも理由の1つです。マーケティングや採用広報において、従来の手法が通用しないため、Z世代について理解する必要があります。
同調査で「企業選択において自身が成長できる環境かどうかを重視していますか」という問いに対して文理共に7割以上が「はい」と回答しています。自身が成長できる環境では、「研修・資格取得支援が整備されている」「若手の挑戦環境があるかどうか」が重視されています。
※参考:2023年卒学生に調査!企業選びの本音に迫る|学生にとっての「安心・安定」「成長環境」とは? | 人材採用・育成 | コラム | 経営と人材をつなげるビジネスメディア「HUMAN CAPITAL サポネット」
WEB会議やIT技術、ツールを取り入れ、業務効率化につながる労働環境を整えることも重要です。Z世代の得意分野を活かせるため生産性向上につなげられるでしょう。ただし、Z世代だけでなく先輩社員も使いこなす能力が求められます。
積極的に情報をオープンにすると、好感度が上がります。Z世代は情報の透明性を求めるため、不利益になりそうな情報もオープンにする誠実さが求められます。オンライン会社見学や社員インタビューなどを通じて、学生の不安を払拭することが重要です。
Z世代に明確な定義はないものの、一般的に、1990年代後半〜2012年頃に生まれた世代とされることが多いです。SNSが生活に深く浸透したデジタルネイティブで、個性や共感を重視するため、従来の手法が通用しない傾向があります。採用広報においても、Z世代に合わせた新しい手法の検討が必要でしょう。
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※2022年3月以降に利用した就職情報サイトに対する調査結果より/調査実施機関:株式会社マイナビ・アンケートモニター提供元:GMOリサーチ株式会社(2022年5月)
- 人材採用・育成 更新日:2023/05/08
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