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「採用学」対談(第6回対談)

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<アメリカ企業の主要なトレンド>
  • 大量エントリーの獲得から、ダイレクトリクルーティングへアプローチがシフトしている。
  • ワークサンプルを主軸とした選抜方法が一般的である。
  • 採用担当者(recruiter)の重要性が強く認識され始めている。

<グローバル市場におけるアプローチのトレンド>
  • 過去10年で9割の米国企業が自社サイトを求職者とのコミュニケーションに活用している。
  • 採用におけるSNSの利用が浸透している。
  • 口コミ(word of mouse)やリファーラル採用といったアナログ的なアプローチも盛んになっている。
  • キャンパス・リクルーティングが米国、中国、韓国にて浸透している。

続いて、神谷俊氏からは、「これからの時代を展望する」というテーマで、 これからの時代、人材の価値がどのように変化していくと考えられるのかについてお話頂きました。
神谷氏の講演内容の要点を、下記にまとめています。
<これからの時代の環境変化と特徴>
●「2025年問題」を巡る潮流
  • 高齢者比率は顕著に高まりを見せる。要介護者や認知症罹患率は増加していく。
  • 生産年齢人口(15~65歳未満)は、海外と比較して急速に減少していく。
  • その中で、働き方改革に端を発した生産性向上の企業姿勢はさらに高まる。

<想定される人材マネジメント上の課題>
●企業における人手不足が顕著になる
  • 業種によっては量的な不足が懸念される(一方で、AIに代替される業務も台頭)。
  • また、新卒に関しては能力の二極化傾向が色濃くなり、質的な人材不足が顕著になる 見込みである。
  • 労働生産性をいかに高めるかに注目が集まり、費用対効果がさらにシビアに検証されていく。
家庭(ライフキャリア)における労働負荷が、企業就労者にさらに重くのしかかってくる。
  • 特に介護業務の増大は、人材マネジメント上の時間的・空間的なボトルネックになりかねない。
  • リモートワークや、フレックスなど時間や空間の制約を軽減する取り組みが一般化していく。
●業務スタイルやキャリア観の個人化が促進される。
  • 組織に対するエンゲージメントやコミットメントが課題となる可能性が高い。
  • 入社先の検討を行う際に、自らのライフキャリアとのバランスを吟味する志向が強まる。
  • 新卒学生においては、転職前提での企業選択も一般化してくる。
  • 人材採用・育成 更新日:2017/11/01
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