残り1ヶ月間 効果的な採用活動の為に準備しておくべきこと
昨年から引き続いての採用選考に関する指針でいうところの、 "3月広報開始ー6月選考活動のマーケット” 超短期決戦である昨今のマーケットにおいて3月の母集団形成は新卒採用にとって重要な成功の鍵を握ります。 「うちはゆっくり大手企業が終了してから活動するんだ。」 「人気が無いから、うちは集まらないよ。」 よく、そうおっしゃる人事担当者様もいらっしゃいますが、そう構えていると母集団形成が困難になる可能性があります。 護送船団方式ともいうべき日本の新卒採用は、近年様々な採用手法や活動の種類が増えているものの 概ねマーケットの流れに従順です。 就職活動に意欲的な学生ほど3月にマイナビ等を活用し、これまでのインターンシップの経験や、業界研究、企業研究、はたまたインスピレーションや業種・職種などの検索結果で自分のエントリー先を決定していきます。 この活動は昨年のマーケットの流れ通り、3月以降時期を追うごとに学生の就職活動の行動のプロセスとして終了していきます。 後になればなるほど母集団形成に苦戦していきます。 3月のスタートダッシュをあまり検討せずに準備出来ていない場合は、4月での母集団形成戦略を改めて考えてみてください。 学生の中でも活動のスタートが何らかの理由で遅れてしまい、3月スタート後に就職ガイダンスを聴き、4月から就職活動を始める学生も少なからずおります。 3月、4月で年間の母集団の目標数値を達成するイメージを持っていただくことが、今のマーケットにおいてはとても大切なことです。 また、母集団形成の為には学生に対する情報についても今一度見直してみてください。 企業の営業担当として10数年間採用担当の方と広報活動の立ち上げをご一緒していきましたが、多くの企業様において、原稿の作成は後回しになりがちであることはわかっています(笑) このコラムを読んでいただき、ギクっとされているご担当者様もいらっしゃると思いますが、 そこを何とか早めに、真剣に、そして魅力的に自社のことを伝えてください。 マイナビでは2016年6月以降、学生へ数え切れない程ガイダンスを実施させていただき、 その都度自己PRの仕方について今年も徹底的に実施をさせていただきました。 採用担当者様がこれから出会う学生は、自分のことをしっかりPRしてくれるはず。 そんな学生としっかり向き合っていただくためにも、その原稿を見て学生は自らの価値観とのすり合わせや興味喚起をします。 加えて、マイナビ等のサイトを最大限に効果的に利用するためのコツは、「検索軸の確実な構築」が鍵となります。 東京本社だけれど沖縄のコールセンターでも従業員が必要。 そういった場合、勤務地として沖縄をしっかりと選択してください。 3月1日のグランドオープン時点でこういった準備が出来ていなければ 本当にもったいないことをしていることになります。必ずチェックを!!
学生にとっても情報量が圧倒的に多いように、採用担当者にとっても採用広報が開始する3月は本当にめまぐるしい1ヶ月間となります。 企業によって体制は様々であると思いますが、今一度活動内容等をチェックするためにも 活動カレンダーを作成してみてください。 この時期のタイミングとしてよくあることは、 1.合同説明会や大学主催の学内セミナーへの申し込みを忘れている。 (日程を間違えていくる) 2. イベントに出展するのにツールの手配をしていない。 3. イベントが重複してしまい、ツールや展示物が1つの会場に送れない。 4. イベントや説明会に協力社員をアサインし忘れている。 5.活動するための移動チケットや宿泊先を手配をしていない。 (EXPO等の合同説明会は会場近辺の宿が取りにくくなります。) などなど、これは実際に私がお客様とのやりとりで実際にあったことです。 取り返しのつくこともありますが、つかないこともあります。 だからこそちょっと1日落ち着いてこれまでの準備の状況等をまとめる時間を持っていただくことをオススメいたします。 また、スケジュールをしっかりとファイルにまとめておくことにより、採用活動後の検証や来年の活動への申し送りとなります。 ぜひ3月以降の戦略の策定や、準備確認として“活動カレンダー”を!! 万全な準備を1ヶ月間で行っていきましょう!! よろしくお願いします!!
- 人材採用・育成 更新日:2017/02/02
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