インターンシップの種類・内容は?│企業・学生動向や最新情報も解説
インターンシップとは、学生が就職前に企業・団体で就業体験をすることです。インターンシップは、1997年に日本政府が「インターンシップの推進に当たっての基本的考え方」を整備したことを発端に徐々に定着してきました。
2022年6月13日に経済産業省・文部科学省・厚生労働省は、「インターンシップの推進に当たっての基本的考え方」を改正し、現大学2年生(2025年卒)より、一定の基準を満たしたインターンシップで得た学生情報を、広報・採用選考活動に活用できる旨を発表しました。従来のキャリア形成支援に係る取組みが4類型に分けて定義され、タイプ3・4のみがインターンシップに該当します。
24年卒、また25年卒のタイプ1・2のインターンシップにおいて、広報開始期日前に広報活動をする場合、不特定多数に向けたPRに留める必要があり、学生の個人情報の取得や、個人情報を活用した広報・採用選考活動は禁止されています。
2022年6月13日に経済産業省・文部科学省・厚生労働省は、「インターンシップの推進に当たっての基本的考え方」を改正し、現大学2年生(2025年卒)より、一定の基準を満たしたインターンシップで得た学生情報を、広報・採用選考活動に活用できる旨を発表しました。従来のキャリア形成支援に係る取組みが4類型に分けて定義され、タイプ3・4のみがインターンシップに該当します。
24年卒、また25年卒のタイプ1・2のインターンシップにおいて、広報開始期日前に広報活動をする場合、不特定多数に向けたPRに留める必要があり、学生の個人情報の取得や、個人情報を活用した広報・採用選考活動は禁止されています。
インターンシップは、従来までは「学生が在学中に自らの専攻、将来のキャリアに通ずる就業体験を行うこと」と定義され、インターンシップで得た学生情報を広報・採用選考活動に使うことは、禁止されてきました。
この定義に対し、学生が安心して就職活動に取り組める環境へと整えるために、産学協議会は2022年4月に公表した報告書で、インターンシップの新たな定義を定めました。その後、経済産業省・文部科学省・厚生労働省に早急な見直しを求めました。
※参考:採用と大学教育の未来に関する産学協議会 2021年度報告書|採用と大学教育の未来に関する産学協議会
この定義に対し、学生が安心して就職活動に取り組める環境へと整えるために、産学協議会は2022年4月に公表した報告書で、インターンシップの新たな定義を定めました。その後、経済産業省・文部科学省・厚生労働省に早急な見直しを求めました。
※参考:採用と大学教育の未来に関する産学協議会 2021年度報告書|採用と大学教育の未来に関する産学協議会
キャリア形成支援の取り組みは以下4つに分類され、タイプ3及びタイプ4が「インターンシップ」に該当します。インターンシップは「学生がその仕事に就く能力があるかを見定めるために、自らの専攻を含んだ関心のある分野や希望のキャリアにまつわる就業体験を行う活動」とされています。
※タイプ3の要件は次のようなものがあります。
・必ず就業体験を行う。
・インターンシップ実施期間の半分を超える日数を職場での就業体験に充てる。
・実施期間は汎用的能力活用型では5日間以上、専門能力活用型では2週間以上。
・実施時期は大学の正課および博士課程を除き、学部3年・4年ないしは修士1年・2年の長期休暇期間(夏休み、冬休み、入試休み・春休み)
など
※参考:採用と大学教育の未来に関する産学協議会 2021年度報告書|採用と大学教育の未来に関する産学協議会
- タイプ1 オープン・カンパニー
- タイプ2 キャリア教育
- タイプ3 汎用型能力・専門活用型インターンシップ
- タイプ4 高度専門型インターンシップ(試行)
※タイプ3の要件は次のようなものがあります。
・必ず就業体験を行う。
・インターンシップ実施期間の半分を超える日数を職場での就業体験に充てる。
・実施期間は汎用的能力活用型では5日間以上、専門能力活用型では2週間以上。
・実施時期は大学の正課および博士課程を除き、学部3年・4年ないしは修士1年・2年の長期休暇期間(夏休み、冬休み、入試休み・春休み)
など
※参考:採用と大学教育の未来に関する産学協議会 2021年度報告書|採用と大学教育の未来に関する産学協議会
「マイナビ 2023年卒 大学生 広報活動開始前の活動調査」によると、インターンシップ・ワンデー仕事体験の応募率・参加率も前年に引き続き高い水準となっています。参加した月は、8月が28.8%、7月が13.4%と夏休み期間に参加する学生が多い傾向があります。参加目的の上位3つは、「特定の企業のことを知るため」「特定の企業が自分に合うかを確かめるため」「視野を広げるため」です。
また、「対面型とWEB型のどちらがよいか」の調査で学生の回答が分散していることからもわかるように、WEB型が一般化していることも明らかになっています。
※参考:マイナビ 2023年卒 大学生 広報活動開始前の活動調査|マイナビ
また、「対面型とWEB型のどちらがよいか」の調査で学生の回答が分散していることからもわかるように、WEB型が一般化していることも明らかになっています。
※参考:マイナビ 2023年卒 大学生 広報活動開始前の活動調査|マイナビ
インターンシップは、大きくは夏・秋冬実施に分けて実施されます。「マイナビ 2023年卒 大学生インターンシップ・就職活動準備実態調査(1月)」によると、参加した月の割合は12月、1月、9月の順で多いとされています。インターンシップ実施月については、「マイナビ2023年卒 企業新卒採用予定調査」によると、2月、1月、12月の順で多いといった結果が出ています。
※参考:マイナビ 2023年卒 大学生 インターンシップ・就職活動準備実態調査(1月)|マイナビ
※参考:マイナビ 2023年卒 企業新卒採用予定調査|マイナビ
※参考:マイナビ 2023年卒 大学生 インターンシップ・就職活動準備実態調査(1月)|マイナビ
※参考:マイナビ 2023年卒 企業新卒採用予定調査|マイナビ
課題突破型のインターンシップは、実際の業務内容に合った課題の解決策について、グループワークやディスカッション、プレゼンテーションを実施するプログラムです。課題は業界・業種によってさまざまですが、与えられた課題に取り組み、学生がプレゼンテーションを行うことが多いです。
実際の業務にある程度触れられるインターンシップのため、自社業務や課題への適性を見たいなどの場合、有効な手法です。
課題突破型のメリット
課題突破型のインターンシップは、グループワークやディスカッション、最後のプレゼンテーションを通して、学生の特性や適性を見極められるというメリットがあります。学生には、実際の課題をもとに取り組んでもらうため、現場の雰囲気を理解してもらえます。プレゼンテーション後には、しっかりとフィートバックを行うことで、学生の満足度も上がるでしょう。実際の業務にある程度触れられるインターンシップのため、自社業務や課題への適性を見たいなどの場合、有効な手法です。
マイナビでは、インターンシップ情報の掲載・募集を、ナビサイト、合同会社説明会などさまざまなソリューションで行うことが可能です。自社で行うインターンシップについてお悩みの人は、お気軽にマイナビまでご相談ください。
「マイナビ」は、本質を追及したサービスで「最も利用した就職情報サイトNo.1」「就職情報サイト満足度No.1」※を獲得しています。
※2022年3月以降に利用した就職情報サイトに対する調査結果より/調査実施機関:株式会社マイナビ・アンケートモニター提供元:GMOリサーチ株式会社(2022年5月)
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※2022年3月以降に利用した就職情報サイトに対する調査結果より/調査実施機関:株式会社マイナビ・アンケートモニター提供元:GMOリサーチ株式会社(2022年5月)
- 人材採用・育成 更新日:2022/09/16
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