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学生の“20代でのワークライフバランス”はワーク重視が57.7%/2026年卒 大学生キャリア意向調査3月<就活生のワークライフバランス意識>

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学生の“20代でのワークライフバランス”はワーク重視が57.7%。許容できる残業時間は週に1~5時間が最多(50.0%)。


学生に年代ごとのワークライフバランス意識を聞いたところ、20代ではワーク重視(※)が最多の57.7%であった。また、学生の許容できる残業時間を聞いたところ、最も多かったのは週1~5時間であった(50.0%)。【図1】
ワークライフバランス意識別に残業時間の回答をみると、ワーク重視の学生でも最多回答は週1~5時間(43.4%)であり、「ワーク重視=長時間労働でも良い」という価値観ではないことが読み取れる。【図2】

※ワーク重視:「ワーク重視」と「どちらかと言えばワーク重視」の合計
ライフ重視:「ライフ重視」と「どちらかと言えばライフ重視」の合計
【図1】年代ごとのワークライフバランス意識 / 2026年卒 大学生キャリア意向調査3月<就活生のワークライフバランス意識>

【図2】学生の許容できる残業時間 / 2026年卒 大学生キャリア意向調査3月<就活生のワークライフバランス意識>

職場の人との関わり方について学生の共通した価値観は「同期とは友達のように仲良くしたい(74.6%)」


業務外での職場の人との関わり方についての学生の価値観を聞いたところ、「そう思う」と肯定的な回答が多かったのは「同期とは友人のように仲良くしたい(74.6%)」という価値観であった。その一方で「そう思わない」と否定的な回答が多かったのは「社員旅行や合宿に行きたい(34.8%)」という価値観であった。しかし、この価値観の回答は肯定的な回答も否定的な回答も同程度であったため、多くの学生が否定的であるのではなく、個人の観念によるところが大きい価値観であることがわかる。 【図3,4】
【図3】業務外での職場の人との関わり方についての価値観 / 2026年卒 大学生キャリア意向調査3月<就活生のワークライフバランス意識>

【図4】業務外での職場の人との関わり方についての価値観 / 2026年卒 大学生キャリア意向調査3月<就活生のワークライフバランス意識>

学生が企業に安定を感じるポイントは「福利厚生」。求める福利厚生は交通費支給など生活費負担を軽減する制度。


学生が企業に安定性を感じるポイントは「福利厚生の充実」が最多で57.3%であった(対前年2.3pt増)。【図5】そこで就職先に求める福利厚生を聞いたところ、「交通費支給(57.0%)」、「住宅手当・家賃補助制度(53.6%)」といった回答が多かった。【図6】どちらも福利厚生の一貫で支給している企業が多いものではあろうが、生活に必要不可欠で収入に大きな影響を及ぼすものであるため、学生からの支持が高い結果であったと推測される。
【図5】企業に安定性を感じるポイント / 2026年卒 大学生キャリア意向調査3月<就活生のワークライフバランス意識>
【図6】就職先に求める福利厚生制度 / 2026年卒 大学生キャリア意向調査3月<就活生のワークライフバランス意識>

育児休業を利用したい学生は性別に関係なく7割を越える。男性の育児休業取得率公表に関心がある学生は66.6%。


育児休業について利用希望を聞いたところ、73.5%の学生が利用したいと回答した。また、男女別にみても差は0.6ptと性別で利用希望に差はみられなかった。【図7】あわせて、男性の育児休業取得率等の公表について、従業員規模を問わず企業選びにおいてどの程度関心を持つかを聞いたところ、関心があると回答した学生は66.6%であった。【図8】 現在、男性の育児休業の取得が推進されており、学生の利用希望も高い状況である。求める福利厚生を聞いた設問でも男性の育児休業は21.8%と少なくはないため(図6)、学生の関心としても一定数みられた結果となった。
【図7】育児休業の利用希望 / 2026年卒 大学生キャリア意向調査3月<就活生のワークライフバランス意識>
【図8】企業選びにおいての育児休業取得率等の公表への関心 / 2026年卒 大学生キャリア意向調査3月<就活生のワークライフバランス意識>
調査名 マイナビ 2026年卒 学生キャリア意向調査3月<就活生のワークライフバランス意識>
調査期間 2025年3月25日(火)~2025年3月31日(月)
調査対象 2026年3月卒業予定の全国の大学生、大学院生
調査方法 マイナビ2026会員(退会者含む)にWEB DMを配信し、インターネットアンケートより回収
有効回答数 1,971名

学生の属性データ<文理男女別>

有効回答数内訳 文系男子 理系男子 文系女子 理系女子 総計
人数 290 455 783 443 1,971
本リリースに関するお問合せ
株式会社マイナビ 社長室 広報部
TEL:03-6267-4155
Email:koho@mynavi.jp
本調査に関するお問合せ
株式会社マイナビ 社長室 キャリアリサーチ統括部
メールアドレス:myrm@mynavi.jp
  • Organization 株式会社マイナビ 社長室 キャリアリサーチ統括部

    株式会社マイナビ 社長室 キャリアリサーチ統括部

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  • 調査・データ 更新日:2025/05/07
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