「共働き希望」学生の割合が72.1%で過去最高に。8年連続で増加/2026年卒大学生のライフスタイル調査
共働き希望率が72.1%で過去最高に。理由としては「一方の収入だけでは生活できない」が3年連続で増加。
結婚後の仕事に関して、共働きを希望するか、どちらかの収入のみで生活することを希望するか、あるいは結婚しないことを希望するか、を聞いたところ、共働きを希望する割合は72.1%(全体/前年比2.1pt増)で、調査開始(16年卒)以来過去最高となった。全体では8年連続の増加となる。男子では67.5%(前年比3.4pt増)、女子は77.9%(前年比4.4pt増)で、男女ともに前年を上回る高い水準となった。
共働きを希望する理由としては、全体では「一方の収入だけでは生活できないから」(16.6%)が最も多く、前年より1.8pt増、3年連続の増加となった。
「仕事のレベルは上げていきたいが、管理職にはなりたくない」が36.7%。なりたくない理由は「プライベートとのバランスがとれない」が約5割。
1つの組織で働くと仮定し、自身の給料を上げていく方法として「仕事のレベルを上げていく」働き方と「出世して管理職になる」働き方の2つがあるとした場合、どのような働き方が良いかを聞いたところ、全体で最も多かったのは「仕事のレベルを上げつつ、出世して管理職にもなりたい」(45.9%)で、次いで多かったのは「仕事のレベルは上げていきたいが、管理職にはなりたくない」(36.7%)となった。
管理職になりたいと思う理由については「収入を上げたいから」(66.9%)が最多で、収入以外の理由では「周囲を先導する立場になりたいから」(36.2%)や「会社や社会に認められたいから」(31.8%)、「後輩指導を通じて会社に貢献したいから」(26.9%)といったものであった。一方、管理職になりたくないと思う理由では「プライベートとのバランスがとりづらくなりそうだから」(48.7%)が最も多く、「他人を管理する仕事は向いていないと思うから」(46.7%)、「責任を負いたくないから」(33.8%)、「残業や業務量が増えそうだから」(31.2%)などが続いた。
- 調査・データ 更新日:2025/01/28
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