2025年卒業予定の大学生・大学院生の9月時点の内々定率は89.8%(前年比3.3pt増) /大学生活動実態調査(9月)
キャリア形成活動・就職活動において最初に実施したことは合同企業説明会への参加が最多
キャリア形成活動・就職活動において最初に実施したことを聞いたところ、内々定保有者・未内々定者ともに合同企業説明会(WEB開催含む)への参加が最多であった。【図3】 しかし、次に多かったものについては差がみられ、内々定保有者は「インターンシップへの参加(25.2%)」、未内々定者は「就活イベントへの参加(22.8%)」であった。また、インターンシップへの参加は内々定者のほうが未内々定者よりも8.6pt高い結果であった。
初めに企業を知るための行動をする学生が多いがインターンシップの普及より、インターンシップへの参加から始める学生も多くみられたと考えられる。
学生の将来への不安は「老後の貯蓄(生活費)が足りない」が最多(39.4%)
学生に対して将来の不安について漠然と感じていることや考えていることを聞いたところ、「老後の貯蓄(生活費)が足りない(39.4%)」が最多であった。続いて、「日本の景気が悪くなる(35.9%)」「年金がもらえないかもしれない(30.8%)」があげられ、景気やお金に関する不安が高いことが示された。【図5】
厚生労働省によると日本の2023年時点での平均寿命は男性81.09年、 女性87.14年であり、学生の段階でも長い将来に対する生活の不安を感じていることが伺える。
厚生労働省 令和5年簡易生命表:https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/life/life23/index.html
- 調査・データ 更新日:2024/10/10
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