一体何をすれば?内定式後も続く「内定者フォロー」
学生が内定式後も感じている「入社後の配属や業務に関して」、「本当にこの会社でいいのか」、「福利厚生など社内制度に関して」の不安と照らし合わせて考えてみると、入社後の配属や業務についての不安は、人事や先輩社員との面談・座談会で、福利厚生や社内制度についての不安は、人事との面談などで、それぞれ解消できる可能性があります。人事・先輩との面談や座談会に効果を感じたと回答した企業が多かった背景には、こうした学生の不安が解消できたからという理由も考えられます。
そして、こうした細部の不安を解消していくことが「本当にこの会社でいいのか」というより大きな不安を軽減していくことにつながっていくのではないでしょうか。
そして、こうした細部の不安を解消していくことが「本当にこの会社でいいのか」というより大きな不安を軽減していくことにつながっていくのではないでしょうか。
今回のコラムでは、内定式後にもなお学生が抱く内定先への不安と、企業が効果を感じている内定フォロー施策、内定者研修などについて触れてまいりました。学生の数だけ、その不安の種類も性質も異なってくるため、内定学生がどのような点に不安を感じているか、面談などを通して拾い上げ、適切なフォローをしていく必要があります。また、学生の不安の種類が、「本当にこの会社でいいのか」といった自身の判断に対するものなのか、「社会人としてうまくできるだろうか」という入社後に関するものなのかを見極めるのも重要です。前者であれば、面談等で不安材料をとにかく取り除いていくことが大切ですし、後者であれば研修等で仕事のイメージや自信をつけさせてあげることが大切になります。
内定式がひと段落した後に、学生の学業の妨げにならない範囲内で、今回ご紹介したようなフォロー施策を検討してみてはいかがでしょうか。
内定式がひと段落した後に、学生の学業の妨げにならない範囲内で、今回ご紹介したようなフォロー施策を検討してみてはいかがでしょうか。
- 人材採用・育成 更新日:2024/09/30
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