76.5%の学生がキャリア形成活動を開始する時期について、インターンシップ等が本格化する3年生より前に開始するのがよいと回答/2026年卒 大学生インターンシップ・就職活動準備実態調査(5月)
5月のインターンシップ・仕事体験へ申し込んだ割合は59.2%(前月比15.1pt増加)。インターンシップ・仕事体験先の企業を選ぶポイントは「自分のやりたいことができる会社」が最多。
26年卒の大学生における5月のインターンシップ・仕事体験の単月での申し込み割合は59.2%で、4月の44.1%より15.1pt増加した。24年卒、25年卒の6月実績が8割に達していたことを踏まえると、今後サマーインターンの時期に向けて申し込みを行う学生が増えることが予想される。 参加する企業を選ぶポイントでもっとも回答が多かったのは「自分のやりたい仕事(職種)ができる会社」(30.3%)、次いで「安定している会社」(16.8%)、「給料の良い会社」(10.9%)となった。インターンシップ・仕事体験を、自身がやりたい仕事を実際に体験する場として活用する学生が多い一方、会社の基盤や給与面など、実際その企業で働くこともイメージしながらインターンシップ・仕事体験先を選ぶ学生も多いことがうかがえる。【図1、2】
85.0%の学生が大学3年生時点の心境として、学生生活が「もう半分終わってしまった」という焦りを感じている。
大学生生活の半分が終わった大学3年生の5月時点の心境を聞くと、85.0%の学生が「もう半分終わってしまった」と焦りを感じていると回答した。 理由を自由回答で聞くと、「後2年で社会に出る不安。自分に合った会社を見つけられるのか、受かるのか、という不安が大きい」や「大学の勉強を頑張りたいものの、就職活動が大学3年で本格化してきて少し辛い」など、就職活動や勉強との両立を心配する声が多くあった。自身のキャリアや進路を具体的に考えなければいけない時期に差し掛かり、時間的な余裕が徐々になくなってきていることに焦りを感じている学生が多いことがわかる。【図3、4】
- 調査・データ 更新日:2024/06/19
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