2025年卒業予定の大学生・大学院生の3月時点の内々定率は47.4%(前年比17.4pt増)
職種別コースについて「志望職種が決まっており、仕事内容も理解できたので応募しやすかった」が最多
職種別コースで企業の選考に応募することについての感じ方を聞いたところ、「志望職種が決まっており、仕事内容も理解できたので応募しやすかった」が最多で45.5%だった。「志望職種が決まっているが、仕事内容の理解が難しく、応募しづらかった(6.9%)」とあわせると半数以上が「志望職種が決まっている」との回答になったが、そのほとんどが仕事内容を理解し、問題なく応募ができていたようだ。
一方で、2番目に多かったのは「職種別コースに応募するつもりはない・関心がない(17.6%)」で、最多の項目とは大きく差があったものの、一定の割合で職種を限定せずに応募したいと考える学生がいることもわかった。【図3】
志望職種が決まっている人は「ミスマッチ解消」「今後のプランが立てやすいこと」にメリット
【図3】で「志望職種が決まっており、仕事内容も理解できたので応募しやすかった」を選択した人の理由としては、「ミスマッチの心配がなく安心感」や「面接時により明確に自分の今後のプランを表現しやすい」という声が見られた。仕事軸でのマッチング精度を向上することで、より良い選択ができたと感じたようだ。【表1】
一方で、「職種別コースに応募するつもりはない・関心がない」を選択した人の理由としては、「自分の適性を理解しきれていないため、評価して頂いて決めていただいた方がいい」や、「様々な仕事を体験し転職時に向けてスキルを身に着けたい」という声が見られた。自分自身の適性理解を不安視する声もあったが、ジョブローテーションなどを前提に積極的に様々な仕事を体験することを望む声も見られた。【表2】
- 調査・データ 更新日:2024/04/08
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