インターンシップ・仕事体験の参加率は85.7%で調査開始以来、最高値に/2025年卒 大学生広報活動開始前調査
参加しなかった理由は「参加したかったが選考で落ちたから」が最多で28.3%
インターンシップ・仕事体験に参加しなかった主な理由を聞いたところ、「参加したかったが選考で落ちたから」が最多で28.3%で前年から15.7pt増加していた。【図2】
25年卒においては、インターンシップの定義改正が行われ、インターンシップに参加した際の情報が、採用選考時に利用される可能性が高くなったこともあり、学生のインターンシップ・仕事体験への参加意欲は高まった。その一方で、「インターンシップ」という呼称は、実際の職場での就業体験が一定の日数以上必要となるなどの条件が明記され、オンライン開催などと比べると、定員が少なくなるために、これまで以上に、インターンシップ選考が厳しくなることも懸念されていた。こうした背景もあり、インターンシップに参加したかったが、選考に落ちたことによって、参加を見送った学生が前年よりも増えたと考えられる。
就職活動の準備が「できている」と思う学生が前年から増加しているが、「できていない」と思う人も同程度
現時点で就職活動に対する準備がどの程度できていると思うか聞いたところ、「できている(「十分できている」と「ある程度できている」の合算)」の割合が前年から6.7pt増の36.1%だった。一方で、「できていない(「あまりできていない」と「全くできていない」の合算)」の割合は前年から6.0pt減の38.4%となっていた。【図3】
25年卒学生は、インターンシップ・仕事体験への参加割合も高く、全体的にインターンシップなどを始めとした就職活動の準備期間に活発に活動しており、その準備状況も前年を上回っている。しかし、25年卒のみに注目すると、準備が「できていない」と思う人ほうが、「できている」と思う人よりも多くなっており、必ずしも、全ての人が準備万端だと感じているわけではないようだ。
- 調査・データ 更新日:2024/02/26
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