学生にとってインターンシップは「適職を知るための機会」が最多で24.0%/2025年卒 大学生インターンシップ・就職活動準備実態調査(12月)
学生にとってインターンシップの位置づけは「適職を知るための機会」が最多で24.0%
インターンシップに参加することの位置づけを聞いたところ、複数回答で当てはまるものすべてを選択してもらった場合は「就職活動に向けた準備の場」が最多で66.2%、次いで、「適職を知るための機会(63.4%)」となった。また、最も重要だと思うものを単一回答で選択してもらった場合は、「適職を知るための機会」が最多で24.0%となった。【図3】
25年卒においてはインターンシップの定義が改正され、「広報活動開始後」という条件があるものの、インターンシップ参加時の情報を採用選考に利用できるようになったこともあり、インターンシップ期間から就職活動を意識する傾向が高まったと考えられる。実際に、「早期選考に参加するための機会」という回答も48.1%と半数近くあった。しかしながら、それが一番の目的になるわけではなく、どちらかというとキャリア形成を目的としてインターンシップに参加している学生も多いようだ。
※選考は3月の採用広報解禁以降に実施するよう定められており、マイナビは学生の学修機会の 確保のために、スケジュールは順守する必要があると考えております。
インターンシップや就活準備を通じて成長したと感じるのは 「主体性(物事に進んで取り組む力)」
これまでのインターンシップや就活準備での経験を通じて成長したと感じることについて、社会人基礎力で示されている12個の力から最もあてはまるものをひとつ選んでもらい、その理由について聞いた。その結果、もっとも多く選ばれたのは前年と同様に「主体性」で30.2%だった。【図4】
上記を選んだ理由について自由記入で聞いたところ、「以前まであまり(主体性を)発揮する機会がなかったが、インターンシップに何個か参加する中で主体性を身につけることが出来た。」など、これまでとは異なる新しい経験をしたことで、新しく「主体性」という力を身に付けることができた、という回答が目立った。まず、インターンシップや就活準備のための行動を起こせた自分に成長を感じているようだ。
- 調査・データ 更新日:2024/01/17
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