ガクチカとして話せるエピソードの数は前年よりも増加傾向/2025年卒 大学生インターンシップ・就職活動準備実態調査(11月)
ガクチカとして話せるエピソードの数は「2個」が最多で43.2%、エピソードの数は前年よりも増加傾向
ガクチカ(学生時代に力を入れて取り組んだこと)として話せるエピソードが現時点でどれくらいあるかを聞いたところ、「2個」が最多で43.2%(対前年比1.0pt増)で、次いで「1個」が23.5%(対前年比4.6pt減)だった。全体的な傾向は前年、前前年と同様だが、「3個以上(3個+4個+5個以上の合算)」が27.3%(対前年比5.1pt増)となっており、直近3ヵ年では最もガクチカのエピソード数が多くなった。【図5】
ガクチカについて現在の状況や気持ちを複数回答で選択してもらったところ、「選考でどれくらい評価されるか不安(43.7%)」が最多であることは直近3ヵ年で比較しても同じ傾向であったが、「自信があるエピソードを持っている」が36.6%で、前年から6.0pt 増加していた。また、「コロナ禍で思うように活動できなかったことがある」については前年から11.2pt減と大きく減少していた。【図6】
24年卒学生は入学当初からコロナ禍で過ごしたこともあり、大学生活においてもその影響が大きかったと言える。しかし、25年卒学生においては、その影響が緩和されていることが示唆される結果となった。25年卒学生においても、入学当初からコロナ禍であったが、大学の授業を始め、社会全体がオンラインツールの活用などを含めたウィズコロナの状況に移行しつつあったことや、大学2年生の後半から3年生になる頃(学部生の場合)には、行動制限が解除されつつあったことなどが良い影響を及ぼしたと推察される。
- 調査・データ 更新日:2023/12/13
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