「勤務地」「職種」が限定されていると「応募意欲が高まる」との回答が7割以上/2024年卒大学生インターンシップ・就職活動準備実態調査(11月)
応募時に「最初に配属される勤務地」が限定されていると「応募意欲が高まる」との回答が8割程度だが、その多くは「他の条件による」との回答
就職活動が始まった後と想定して、応募時に「最初に配属される勤務地」が限定されていると応募意欲が高まるかと聞いたところ、「応募意欲が高まる(とても+他の条件によるが)」が79.7%となった。しかしながらその内訳をみると、「他の条件によるが、~」が最多で51.4%となっており、「最初に配属される勤務地」は重要でありつつも、他の条件(仕事内容や労働条件など)も同時に考慮されるものであるという考えが見られた。【図3】
また、「入社後の転勤(働く場所が変わること)に関する現在の考え」を聞いたところ、「引っ越しが不要な範囲内であれば転勤があっても良い」が最多で28.5%、次いで「転勤はしたくない」が27.1%だった。【図4】
応募時に「最初に配属される職種(仕事内容)」が限定されていると「応募意欲が高まる」との回答74.1%だが、その多くは「他の条件による」との回答
就職活動が始まった後を想定して、応募時に「最初に配属される職種(仕事内容)」が限定されていると応募意欲が高まるかと聞いたところ、「応募意欲が高まる(とても+他の条件によるが)」が74.1%となった。しかしながら、その内訳をみると、「他の条件によるが、~」が最多で43.1%となっており、「最初に配属される職種」は重要でありつつも、他の条件(勤務地や労働条件など)も同時に考慮されるものであるという姿勢が見られ、この点は先述した「最初に配属される勤務地」と同様の傾向が見られた。【図3、5】
また、「入社後の(仕事内容が変わる)異動に関する現在の考え」を聞いたところ、「自分の希望が叶えられるのであれば異動があっても良い(社内公募制等)」が最多で44.6%、次いで「それまでの経験が活かせる仕事であれば異動があっても良い」が21.1%だった。【図6】
【図3】で示した勤務地に比べると【図5】で示した職種では「応募意欲がとても高まる」とする割合が増えているが、反対の意識を示す「影響しない」「わからない」「むしろ意欲が下がる」も増加している。職種については、現時点で具体的なイメージができているか否かによって意見が分かれるのではないかと推察される。
- 調査・データ 更新日:2022/12/14
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