2022年度 既卒者の就職活動に関する調査
既卒者の内定保有率は44.8%。2年連続で上昇。
既卒者の現在の内定状況を見ると、現在、内定を「保有している」と回答したのは44.8%で、前年の42.4%から増加。2年連続で数値を上げている。また内定保有率を活動量別に比較すると、在学中より「活動量が(かなり+やや)増えた」が53.1%と最も高く、「あまり変わらない」は36.9%、「活動量が(やや+かなり)減った」は18.0%となり、活動量により大きな開きが見られた。 内定獲得後の今後の活動予定については、「内々定先に満足したので終了する(している)」が64.4%となり、前年比9.4pt減となった。大きく数値が増加したのは「内定先に不満ではないが、他の企業も見たいので続行する」の22.9%(前年比9.7pt増)となった。「内々定先に不満なので続行する」も7.5%(前年比1.8pt増)も増加しており、内定を獲得しつつも他の企業を見るために活動を終了せずに、積極的に活動を継続する様子が伺える。
新型コロナウイルスの影響について。33.4%が「影響はなかった」
就職活動に対する新型コロナウイルスの影響として、最も当てはまるものを回答してもらったところ「影響はなかった」が33.4%と最も多い割合となった。前年調査においても「影響はなかった」は最多の22.8%を占めていたが、前年比10.6pt増とさらにその数値は増加し、今年の既卒者の活動に関しては新型コロナウイルスの影響はより少なくなったことがわかる。また、「対面で利用したいサービスやイベントが利用できなかった」が9.3%(前年比4.9pt減)、「活動のオンライン化への対応に苦労した」が11.6%(前年比2.8pt減)と以前として既卒者に対して、影響はあるものの減少する結果となった。
- 調査・データ 更新日:2022/11/04
-
いま注目のテーマ
-
-
タグ
-