説明会参加率95%超! 地方B to B企業が実践する「おもてなし」採用活動
― 確かに、学生が対面の説明会に求めるものも今おっしゃったような非言語情報であるようです。
小山さん: そうですよね。あと、私たちの説明会で特徴的なのが、必ず代表が登壇するということです。1時間ほどかけて、仕事のこと、人生のこと……台本がないので話すことは毎回違うのですが、学生に向けて直接語り掛けています。
終身雇用制度が崩れてきたとはいえ、やはり新卒で入社する最初の会社として、一人ひとりの一生を左右するかもしれない、その覚悟を持って迎えるということを話すんです。
直接語り掛ける効果は高く、アンケートでは毎回必ず代表のスピーチに関する言及が最も多くなっています。入社動機に「代表の話に感動したから」と書いてくれる社員もいますし、代表の話が良かったという口コミを聞いて説明会に来てくれる学生もいるほどです。
― つまり、会社の方針や社風に共感してほしいということだと思いますが、他にプログラムで工夫されている点はありますか?
小山さん:
そのとおりです。中小企業ですので、代表の方針に共感してもらえる学生を採用したいという思いは強くあります。
また、先ほどもお話しした「3つのS」という弊社の基本精神が現場でどのように実践されているのかを理解してもらうために、社員を交えた車座での座談会も実施していますね。
とにかく、せっかく対面の説明会に時間もお金もかけて来てくださっている学生に対して、こちらも誠意を持って精いっぱい伝えていきたいと考えています。
小山さん: ある大学のキャリアセンターで伺ったアドバイスなのですが、学生が対面の説明会で会社に幻滅してしまうのが、社員の「服装がだらしない」という点なんだそうです。細かいところですが、やはり現場で得られる感覚を大切にしているということの表れだと思います。なので、私たちもその点は気を付けていますね。
また、先ほどもお話しした「3つのS」という弊社の基本精神が現場でどのように実践されているのかを理解してもらうために、社員を交えた車座での座談会も実施していますね。
とにかく、せっかく対面の説明会に時間もお金もかけて来てくださっている学生に対して、こちらも誠意を持って精いっぱい伝えていきたいと考えています。
― 少し話が変わりますが、対面ですと学生側も御社を見ているという側面があると思います。その点で気を付けていることはありますか?
小山さん: ある大学のキャリアセンターで伺ったアドバイスなのですが、学生が対面の説明会で会社に幻滅してしまうのが、社員の「服装がだらしない」という点なんだそうです。細かいところですが、やはり現場で得られる感覚を大切にしているということの表れだと思います。なので、私たちもその点は気を付けていますね。
小山さん:
どの企業でも説明会のリマインドメールは送ると思いますが、弊社の場合は1カ月前から始まって、3週間前、1週間前、3日前、2日前、前日……とかなりの頻度で送っています。
そのとき、日が迫ってからのメールでは「明後日の千葉県は雨のようです。雨具を忘れずに、足元に気を付けてお越しください」のような一言を添えるようにしています。
また、個別にも遠方からの方であれば「乗り換えや弊社までの道が分からなくなったらいつでも連絡してくださいね」とか「遠いのにありがとうございます、お会いできるのが楽しみです」とか、一人ひとりに向けても何か書くようにしていますね。
小山さん: ありがたいことに、そのようです。学生は非常に多くの会社説明会に参加していますから、弊社のことをちゃんと覚えていただきたいという思いもあります。
それに、会場で私に声を掛けてくれる学生さんもいます。その時、相手の名前とお住まいを覚えていれば「ああ、○○さん。今日は□□からわざわざありがとうございます!」と声をかけられます。
そのとき、日が迫ってからのメールでは「明後日の千葉県は雨のようです。雨具を忘れずに、足元に気を付けてお越しください」のような一言を添えるようにしています。
また、個別にも遠方からの方であれば「乗り換えや弊社までの道が分からなくなったらいつでも連絡してくださいね」とか「遠いのにありがとうございます、お会いできるのが楽しみです」とか、一人ひとりに向けても何か書くようにしていますね。
― それはすごい…… 学生も印象に残るのではないでしょうか。
小山さん: ありがたいことに、そのようです。学生は非常に多くの会社説明会に参加していますから、弊社のことをちゃんと覚えていただきたいという思いもあります。
それに、会場で私に声を掛けてくれる学生さんもいます。その時、相手の名前とお住まいを覚えていれば「ああ、○○さん。今日は□□からわざわざありがとうございます!」と声をかけられます。
― まるで高級旅館のような対応ですね。
小山さん:
この「おもてなしの心」は、私たちの仕事でもとても大切なんです。最初にお話ししたように、取引先は小売店でも消費者と非常に近いところで仕事をしていますから、どうしたら喜んでいただけるか、真しに考えることが良い仕事につながります。
小山さん: まず説明会の前段階の話になりますが、どうしたら学生の目に留まるかということを考えています。
大切にしているのはマイナビ様の営業さんから頂いたアドバイスですね。マイナビ上の企業ページを細かくアップデートすると学生の目に留まりやすいとアドバイスをもらいましたので、それを実践しています。
あとは、弊社に近い企業規模の会社がマイナビの企業ページにどんなことを書いているのかもチェックしています。どうしたら学生の目に留まり、心に残るのか、どんなことを書いたら興味を持ってもらえるか…… そんなことを考えながら地道にやっています。
― 他に、学生との関係づくりで気を付けていることはありますか?
小山さん: まず説明会の前段階の話になりますが、どうしたら学生の目に留まるかということを考えています。
大切にしているのはマイナビ様の営業さんから頂いたアドバイスですね。マイナビ上の企業ページを細かくアップデートすると学生の目に留まりやすいとアドバイスをもらいましたので、それを実践しています。
あとは、弊社に近い企業規模の会社がマイナビの企業ページにどんなことを書いているのかもチェックしています。どうしたら学生の目に留まり、心に残るのか、どんなことを書いたら興味を持ってもらえるか…… そんなことを考えながら地道にやっています。
― マイナビ以外の導線から来る学生との関係づくりはどうですか?
冒頭、求める学生像として「素直さ、真しさ、誠実さ」を挙げられていた小山さんですが、ご本人がそれを実践しているからこそ、順調な採用活動ができているのだと実感できるインタビューでした。
以前にインタビューした、Game Changer合同会社の前川さんも「採用担当者の印象が会社全体の印象に強く影響する」と言っていたとおり、「こういう学生が欲しい」という理想を採用担当者自身が体現するのは、実は大切なことなのかもしれません。
以前にインタビューした、Game Changer合同会社の前川さんも「採用担当者の印象が会社全体の印象に強く影響する」と言っていたとおり、「こういう学生が欲しい」という理想を採用担当者自身が体現するのは、実は大切なことなのかもしれません。
- 人材採用・育成 更新日:2021/11/24
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