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2019年卒 マイナビ大学生のライフスタイル調査

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◆スマートフォンの1日平均利用時間は約3時間、動画の視聴は1日平均36.1分


 20年卒学生のスマートフォン保有率は99.4%(前年比0.6pt増)、1日平均の利用時間は190.7分(前年比16.3pt増)だった。 19年卒学生のスマートフォン保有率は98.8%(前年比0.3pt増)と、ほぼ全員が保有している状況だ。保有している学生に1日あたりのスマートフォン利用時間を聞いたところ、全体の平均は174.4分で、約3時間も利用していることがわかった。利用時間の平均は男子より女子の方が長く、理系より文系の方が長い。

スマートフォンを使っての動画の視聴時間を聞いたところ、全体の平均は36.1分だった。スマートフォン利用時間のうち約2割(20.7%)を動画の視聴に使っていることになる。平均の動画視聴時間は、女子より男子が長く、理系より文系が長い。男子はスマートフォン利用時間のうち約4分の1(24.7%)を動画の視聴に使っている。

◆よく利用するSNSではInstagramが大きく躍進。男子のTwitterユーザーも増加


「よく利用するSNS」について聞いたところ、Instagramの利用割合が2年前と比較して大きく増えた(男子:36.4%、前々年比22.0pt増、女子:61.7%、前々年比23.1pt増)。一方、Facebookの利用割合はかなり減った(男子:30.2%、前々年比14.7pt減、女子:27.6%、前々年比20.7pt減)。また、Twitterについては男子の利用割合が大きく増えた(75.9%、前々年比12.1pt増)。

◆最も信頼度が高いメディアは6年連続で「新聞」が最多。割合は下降傾向


 情報源として最も利用しているメディア、および最も信頼度が高いメディアについて聞いたところ、最も利用しているメディアは圧倒的に「インターネット(82.2%、前年比0.8pt減)」で、最も信頼度が高いメディアは「新聞(36.8%、前年比4.7pt減)」が最多だった。 ただし、「新聞」を最も信頼度が高いとする割合は年々減少しており、5年前(49.2%)と比較すると12.4ptも下がっている。代わって「本(雑誌、書籍など)」の割合が大きく増加している(29.4%、5年前からは14.6pt増)。「インターネット」が最も信頼度が高いとする割合は18.4%(前年比2.0pt増)で、5年前(21.8%)と比べて3.4pt減と大きな変化はない。

◆「育児休業をとって積極的に子育てしたい」割合が男女とも増加


子育てについての考えを聞いたところ、「育児休業を取って積極的に子育てしたい」と回答した割合は、男子は38.7%(前年比2.1pt増)、女子は65.1%(前年比4.1pt増)で、ともに前年より増加した。経年の推移を見ると、男子の割合は16年卒以降毎年少しずつ増加している。女子は14年卒の調査開始以降、少しずつ減少する傾向にあったが、今年は増加に転じた。男女差は26.4ptでこれまで同様大きな差がついている。女子の「子供ができたら仕事をやめて子育てに専念したい」は10.0%で、前年より4.7pt減少し、子供を産んだ後も仕事を続けたいと考える女子がやや増えたようだ。

◆結婚したい年齢は男子の平均28.3歳、女子の平均27.3歳。3年間でほとんど変化なし


結婚をするなら何歳頃にしたいか聞いたところ、男子の平均は28.3歳、女子の平均は27.3歳だった。2年前からの推移は男子28.3歳→28.2歳→28.3歳、女子27.2歳→27.3歳→27.3歳でほとんど変わっていない。選んだ年齢の分布で見ると、男子は28歳が前年よりやや増え(22.3%、前年比2.6pt増)30歳がやや減り(28.9%、前年比3.5pt減)、女子は27歳がやや増え(18.2%、前年比2.2pt増)26歳がやや減った(13.4%、前年比1.7pt減)が、3年間で大きな変化は起こっていない。

 結婚や育児に関する質問に回答する際、「自分のキャリア・仕事」「収入・家計」「将来持つであろう家庭」のうち最も重視したことを聞き、重視した項目ごとに「結婚希望年齢」の平均を算出した。その結果、男女とも「自分のキャリア・仕事」を重視した学生は比較的希望年齢が高く(男子:28.9歳、女子:28.0歳)、次が「収入・家計」重視(男子:28.4歳、女子:27.4歳)だった。「将来持つであろう家庭」を重視した学生は「自分のキャリア・仕事」を重視する学生より、男子で0.8歳、女子で1.1歳早く結婚したいと希望していた(男子:28.1歳、女子:26.9歳)。
調査名 2019年卒マイナビ大学生のライフスタイル調査
調査目的 就活生のライフスタイルを明らかにすること
調査期間 2017年11月29日(水)~2017年12月25日(月)
調査方法 2017年11月29日に過去のアンケート回答者にWEB DMを配信。以降、数回未回答者に再配信。
2017年12月4日時点のマイナビ2019会員の大学生・大学院生にWEB DMを配信。
調査対象 マイナビ2019全学生
有効回答数 4,640名
[内訳:文系男子 921名 理系男子 1,054名 文系女子 1,773名 理系女子 892名]

学生の属性データ<文理男女別>

文理男女別 回答数 回答比率
文系男子 921 19.8%
理系男子 1,054 22.7%
文系女子 1,773 38.2%
理系女子 892 19.2%
総計 4,640 100%


学生の属性データ<所属別>

大学・大学院 回答数 回答比率
大学 3,800 81.9%
大学院 840 18.1%
総計 4,640 100.0%


有効回答数<エリア別>

地域別 回答数 回答比率
北海道 142 3.1%
東北 210 4.5%
関東 1,843 39.7%
甲信越 119 2.6%
東海 523 11.3%
北陸 97 2.1%
関西 1,020 22.0%
中国 233 5.0%
四国 97 2.1%
九州 341 7.3%
総計 4,640 100%
本リリースに関するお問合せ
株式会社マイナビ 社長室 広報部
TEL:03-6267-4155
メールアドレス:koho@mynavi.jp
本調査に関するお問合せ
株式会社マイナビ 社長室 HRリサーチ部
メールアドレス:myrm@mynavi.jp
  • Organization 株式会社マイナビ 社長室 HRリサーチ統括部

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  • 調査・データ 更新日:2018/01/30
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