2018年卒 マイナビ大学生のライフスタイル調査
新卒学生向け就職サイト「マイナビ」の運営をはじめ、各種就職・転職情報サービスを行う株式会社マイナビ(本社:東京都千代田区、代表取締役:中川信行)は、2018年卒の大学生・大学院生を対象に「大学生のライフスタイル調査」を実施いたしました。
スマートフォンの利用状況、SNSや動画メディアの利用傾向、情報源のメディア、社会問題への関心、現在の住まいやアルバイトの状況、学生生活、自分たちの世代について、社会人の働き方に対するイメージ、結婚・共働き・育休取得希望、就職活動への両親の関わり、就職活動における武器、人生において優先度の高いもの、といった内容を網羅し、2018年卒の学生の特徴を詳細に調査しています。 概要は以下の通りです。
※当調査は法政大学キャリアデザイン学部との共同調査です。
◆「実際に使っているスマホアプリ」で就職サイトのアプリが前年より約15%増加
「スマートフォンに入っていて、実際に使っているアプリ」では、「就職サイトのアプリ」が64.5%(対前年比15.5pt増)と前年よりも割合が高くなり、いまやスマホアプリでの就活準備が一般化してきている。
◆SNSでつながっている友人・知人の平均数は男女とも文系が理系を上回る
「ソーシャルメディア・SNSでつながっている友人・知人のおおよその合計数」では、男女別でみると、文系男子の平均が298.4人、理系男子の平均が209.5人と、その差が88.9人、また文系女子の平均は270.7人、理系女子の平均が224.0人で差が46.7人と、それぞれ文系が理系を大きく上回った。
◆最近「スマートフォンを使って動画を見た」割合は男子よりも女子が高い
「最近1ヶ月でスマートフォンを使って動画を見たか」について質問したところ、全体で86.4%の学生が「見た」と答えた。男女で比較すると男子は84.3%、女子が88.9%で女子が男子を4.6pt上回る結果だった。
◆「興味のある社会問題」は男子「高齢化社会・介護問題」女子「少子化・働く女性支援」
「興味のある社会問題」では、男子が文理別で傾向が分かれ、文系1位は「高齢化社会・介護問題」44.6%(対前年比2.0pt増)、理系1位が「地球温暖化」44.5%(対前年比0.6pt減)だった。女子については、ともに「少子化・働く女性支援」が1位で、文系68.5%(対前年比1.0pt増)、理系66.8%(対前年比0.8pt増)という結果で昨年よりも更に関心が高まっている。
◆「育児休暇を取得する」男性への好感度が増加
「時間内に仕事を終え、積極的に子育てする」の好感度は男子からみた同性が62.2%(対前年比0.3pt減)、女子からみた異性は68.7%(対前年比3.4pt増)で、「子育てに専念するため育児休暇を取得する」好感度は男子からみた同性36.6%(対前年比2.2pt増)女子からみた異性49.0%(対前年比3.6pt増)という結果だった。
残業に関する働き方については「時間内に仕事を終え、一切残業しない」と「毎晩遅くまで残業し、トップの成績を上げている」に対する好感度の割合を比較したが、最も差があるのは「女子からみた同性」に対する割合で、「遅くまで残業する」が13.8%、「一切残業しない」が43.4%と後者の働き方が29.6ptも好感度が高くなり、プライベートを重視する考え方が顕著にあらわれた。
◆「育児休暇後の職場への復帰」に不安がある女子の割合が前年から増加
子育てについて「育児休暇を取らない」と回答した学生に対して理由を質問したところ、男子は「育児休暇を取らなくても十分子育てに参加できると思うので」が最も割合が高く36.0%(対前年比7.0pt減)、女子については「育児休暇後の職場への復帰に不安があるため」が44.3%で最も割合が高く、対前年比で5.5pt増加した。
◆両親に就職活動について相談することが「よくある」+「時々ある」学生は46.5%
「両親や保護者との就職活動における関わり方」の各項目における、「よくある」+「時々ある」の合計は、「就職活動について相談する」が46.5%(対前年比3.8pt減)、「自己分析を進めるために話を聞く」が25.5%(対前年比4.9pt減)、「ご両親や保護者の仕事の内容について話をする」が45.4%(対前年比4.4pt減)といずれも減少した。
◆就活を恋愛に例えると「自分の理想に最も近いのは誰なのか冷静に分析する」
「あなたにとっての就職活動を恋愛に例えると」では、前年に続き、男女とも「自分の理想に最も近いのは誰なのか冷静に分析する」(男子:30.3%、対前年比4.1pt減、女子:33.8%、対前年比2.4pt減)が最も高い。2位は男女とも「最愛の人を振り向かせるために自分を磨く」(男子:23.5%、対前年比2.6pt増、女子:20.6%、対前年比1.0pt増)だった。
◆AI(人工知能)が「世の中を便利にする」は男子が46.4%、女子が29.1%
「AI(人工知能)について、どのように感じますか」に関しては、男女それぞれで違う結果だった。「世の中を大きく便利に変えると思う」と回答した男子が46.4%だったのに対し、女子は29.1%で、その差が17.3ptと、大きく差があった。「漠然とした不安を感じる」は、男子が11.3%、女子が20.4%でその差が9.1ptで女子が高かった。
有効回答数<エリア別>
現住所 都道府県 |
回答数 | |
---|---|---|
北海道 | 北海道 | 118 |
東北 | 青森県 | 31 |
岩手県 | 20 | |
宮城県 | 95 | |
秋田県 | 14 | |
山形県 | 25 | |
福島県 | 18 | |
関東 | 茨城県 | 67 |
栃木県 | 31 | |
群馬県 | 38 | |
埼玉県 | 226 | |
千葉県 | 167 | |
東京都 | 539 | |
神奈川県 | 343 | |
甲信越 | 新潟県 | 43 |
山梨県 | 25 | |
長野県 | 17 |
現住所 都道府県 |
回答数 | |
---|---|---|
東海 | 岐阜県 | 55 |
静岡県 | 75 | |
愛知県 | 268 | |
三重県 | 45 | |
北陸 | 富山県 | 28 |
石川県 | 41 | |
福井県 | 11 | |
関西 | 滋賀県 | 62 |
京都府 | 168 | |
大阪府 | 382 | |
兵庫県 | 236 | |
奈良県 | 65 | |
和歌山県 | 21 | |
中国 | 鳥取県 | 17 |
島根県 | 15 | |
岡山県 | 55 | |
広島県 | 100 | |
山口県 | 34 |
現住所 都道府県 |
回答数 | |
---|---|---|
四国 | 徳島県 | 20 |
香川県 | 17 | |
愛媛県 | 36 | |
高知県 | 18 | |
九州・沖縄 | 福岡県 | 139 |
佐賀県 | 23 | |
長崎県 | 26 | |
熊本県 | 50 | |
大分県 | 19 | |
宮崎県 | 21 | |
鹿児島県 | 39 | |
沖縄県 | 17 | |
海外 | 4 | |
総計 | 3,924 |
- 調査・データ 更新日:2017/02/16
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