2017年 マイナビ企業人材ニーズ調査
正規/非正規を問わず人材の採用意欲があると回答した企業は、98.4%(前年比0.3pt増)と非常に高い結果となった。特に雇用形態別の採用意欲を聞くと、「正社員(新卒採用)」は高い水準で横ばいである一方、「正社員(中途採用)」「契約社員」「派遣社員」「派遣社員以外の非正規雇用(パート・アルバイト等)」は前年より大きく増加している。人材不足が叫ばれる中、中途入社や定年後の再雇用など複数の雇用形態で人材不足を補おうとする企業の姿が浮き彫りになった。
※ 調査時点で採用意欲のある雇用形態(全て前年比):
「正社員(新卒採用)」94.8%(2.5pt減)/「正社員(中途採用)」72.5%(7.0pt増)/「契約社員」41.7%(13.2pt増)/「派遣社員」30.3%(15.9pt増)/パート・アルバイト39.5%(9.9pt増)
新卒採用(正社員)の意欲がある企業に対し、採用対象としている学生の所属について聞いた。「大学」「大学院」卒学生と答えた企業は前年比横ばい、もしくは微減であるのに対し、「短期大学」「専門学校」「高等専門学校」「中学・高校」については前年増となった。大学生や大学院生のみならず、それより低年齢層を対象とする企業が増えたことが特徴となった。新卒採用競争が激しくなる中、採用形態の多チャンネル化に加え、新卒採用対象の広がりもうかがえる。
※ 新卒採用対象としている学生の「所属」(全て前年比):
「短大」62.1%(5.4pt増)/「専門学校」65.9%(3.7pt増)/「高専」56.9%(3.9pt増)/「その他(中学校・高校)」37.3%(5.0pt増)
- 調査・データ 更新日:2018/01/25
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