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加藤さん: 1つは、「コンセプトブック」と呼んでいる弊社の理念や鮮魚店というビジネスの面白さを伝えることに重点を置いたもの。もう1つが、いわゆる会社紹介パンフレットです。
針谷さん: 鮮魚販売という事業柄、これまで弊社を志望する学生の多くが水産系を専攻している方でした。一方で、将来的に店舗管理やバイヤー、マネジメント業務などを担当する社員の採用も強化していくために、商学や経済など幅広い専攻の学生に弊社を知ってほしいという思いがありました。
そのために、まずは目を引くデザインで広く興味を持っていただき、弊社の理念や従業員の想いを知ってもらうことで動機形成につなげられればと思い、コンセプトブックも制作しました。
加藤さん: 加えて、コンセプトブックはステークホルダー向けに配布するなど、採用以外の場面でも利用できることを想定しています。
また、大きな体裁のパンフレットにすることで、魚が好きな方はポスターとして部屋に貼っていただけるかもしれない、という期待も込めています(笑)。
加藤さん: ありがとうございます。パンフレットを刷新する意図として、内容が古くなったということだけでなく、「イメージの若返り」を図りたいとも考えていましたので、こういったデザインになりました。
弊社は確かに「魚屋」なのですが、掲げている目標は「日本一の魚屋になりたい」です。そのために弊社ならではの流通網整備や社員教育などにも力を入れていますので、いわゆる「町の魚屋さん」とは違う、ビジネスの面白みを感じられる職場であることをアピールすることも意識しました。
針谷さん: 実際、マーケティングやバイヤーを希望する学生が興味を持ってくれたように思います。
今の学生の志向、そして弊社の強みの両方を知っているマイナビだからこそ、この仕上がりになったと思いますね。
加藤さん: 今年の春に学生750名にコンセプトブックを発送しました。まだ使い始めたばかりなので、効果を検証するには至っていないのですが、全体の応募数は例年よりやや減少したものの、選考参加者の内定承諾率が高くなっていることから、弊社についての理解が進み、マッチングの精度が向上したのではないかと推測しています。
加藤さん: はい。コンセプトブックにも会社紹介パンフレットにも、市場での様子を掲載しているのですが、あいにく当日が時化(しけ)で魚があまり揚がっておらず、人も少なかったんです。
市場をロケ地に選んだのは、弊社のビジネスのスタート地点であるという理由だけでなく、その活気とそこで働く弊社の社員を魅力的に見せたいという意図があったので、どうしようかと……。
針谷さん: あの時は困りましたね。でも、マイナビが組んだプロの制作チームが撮影シーンや写真の画角などを工夫してくださったおかげで、もともと意図していた以上の撮影ができたと思います。
市場そのものには活気が足りていなかったものの、その分、社員の表情にフォーカスした写真を撮影したことで学生には真剣に仕事に取り組む面白さ、楽しさを伝えられたのではないでしょうか。
理解度向上により内定承諾率にも変化が!「パンフレット」の強さとは
― 今回、2種類のパンフレットを制作されていますが、内容の違いはどのようなものでしょうか?
加藤さん: 1つは、「コンセプトブック」と呼んでいる弊社の理念や鮮魚店というビジネスの面白さを伝えることに重点を置いたもの。もう1つが、いわゆる会社紹介パンフレットです。
― コンセプトブックも併せて制作された意図は何ですか?
針谷さん: 鮮魚販売という事業柄、これまで弊社を志望する学生の多くが水産系を専攻している方でした。一方で、将来的に店舗管理やバイヤー、マネジメント業務などを担当する社員の採用も強化していくために、商学や経済など幅広い専攻の学生に弊社を知ってほしいという思いがありました。
そのために、まずは目を引くデザインで広く興味を持っていただき、弊社の理念や従業員の想いを知ってもらうことで動機形成につなげられればと思い、コンセプトブックも制作しました。
加藤さん: 加えて、コンセプトブックはステークホルダー向けに配布するなど、採用以外の場面でも利用できることを想定しています。
また、大きな体裁のパンフレットにすることで、魚が好きな方はポスターとして部屋に貼っていただけるかもしれない、という期待も込めています(笑)。
― コンセプトブックだけでなく、会社紹介パンフレットも洗練されたデザインになっていますね。
加藤さん: ありがとうございます。パンフレットを刷新する意図として、内容が古くなったということだけでなく、「イメージの若返り」を図りたいとも考えていましたので、こういったデザインになりました。
弊社は確かに「魚屋」なのですが、掲げている目標は「日本一の魚屋になりたい」です。そのために弊社ならではの流通網整備や社員教育などにも力を入れていますので、いわゆる「町の魚屋さん」とは違う、ビジネスの面白みを感じられる職場であることをアピールすることも意識しました。
針谷さん: 実際、マーケティングやバイヤーを希望する学生が興味を持ってくれたように思います。
今の学生の志向、そして弊社の強みの両方を知っているマイナビだからこそ、この仕上がりになったと思いますね。
― 実際、効果はいかがでしょうか?
加藤さん: 今年の春に学生750名にコンセプトブックを発送しました。まだ使い始めたばかりなので、効果を検証するには至っていないのですが、全体の応募数は例年よりやや減少したものの、選考参加者の内定承諾率が高くなっていることから、弊社についての理解が進み、マッチングの精度が向上したのではないかと推測しています。
― パンフレットの制作にはご苦労もあったのでは?
加藤さん: はい。コンセプトブックにも会社紹介パンフレットにも、市場での様子を掲載しているのですが、あいにく当日が時化(しけ)で魚があまり揚がっておらず、人も少なかったんです。
市場をロケ地に選んだのは、弊社のビジネスのスタート地点であるという理由だけでなく、その活気とそこで働く弊社の社員を魅力的に見せたいという意図があったので、どうしようかと……。
針谷さん: あの時は困りましたね。でも、マイナビが組んだプロの制作チームが撮影シーンや写真の画角などを工夫してくださったおかげで、もともと意図していた以上の撮影ができたと思います。
市場そのものには活気が足りていなかったものの、その分、社員の表情にフォーカスした写真を撮影したことで学生には真剣に仕事に取り組む面白さ、楽しさを伝えられたのではないでしょうか。