経営と人材をつなげるビジネスメディア

MENU CLOSE

RPOあーるぴーおー

RPOとは、採用活動を外注する事を指す「Recruitment Process Outsourcing(リクルートメント・プロセス・アウトソーシング)」の略称である。「採用アウトソーシング」「採用代行」とも呼ばれる。

一般的に募集要項の作成、応募者対応、説明会・選考会運営、内定後フォローなど幅広く対応しており、いずれも補助的業務にあたるノンコア業務であることが多い。

RPOサービスを企業が活用するメリットとして、採用活動にかかる労力をより重要なコア業務に注ぐことができるという点や、RPO企業と協働することで、豊富な採用ノウハウを学ぶことができる点、そして選考時にも客観的なアドバイスがあるため、応募者の適性や能力について正しく評価しやすく、入社後のミスマッチが起こりにくい点がある。

一方デメリットとしては、金銭コストや情報漏えいのリスク、そして、自社独自の採用力が成長しにくい点が挙げられる。しかしながら、人手不足により採用に割けるリソースが無い企業、または、自社の採用活動がうまくいっていない企業は、RPOサービスを利用することで必要な人材を獲得しやすくなり、採用力を改善することができるだろう。応募者の個人情報に触れる機会も多いため、セキュリティ体制の整備されたRPO企業を選定することも重要だ。

更新日:2024/07/03

すべての用語を見る