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ジョブ型雇用じょぶがたこよう

ジョブ型雇用とは、採用時に必要なスキルや職務を明確に定め、それらの役割や職務に見合った人材を採用する方法である。この雇用方法では必要なスキルや職責、職務内容などが書かれた職務記述書(ジョブディスクリプション)を使うことが多く、欧米諸国で多く用いられている。

職務内容を明確にし雇用契約を結ぶジョブ型雇用と、日本従来の雇用システムであるメンバーシップ型雇用には大きな違いがある。
新卒一括採用に代表されるメンバーシップ型雇用は、入社後に定期的な異動・ローテーションを経てゼネラリストを育成するといった「人に職務をあてる」手法である一方、ジョブ型雇用は「職務に人をあてる」といった考え方である。

この方法は主に中途採用で利用されていたが、2020年に一般社団法人日本経済団体連合会(経団連)が組織としての生産性を向上すべく、新卒採用にも取り入れる方針を提言した。特に専門性の高い理系分野では新卒採用でも導入されていることがある。

更新日:2024/07/04

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